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[NEWS]コモロの危険情報【危険レベル継続】(外務省 海外安全ホームページ)
2017年07月10日
【危険度】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●コモロでは,2016年4月に大統領選挙が実施され,同年5月に新大統領が就任しました。現在まで,治安悪化につながる事例はありませんが,独立以降,たびたびクーデターが発生しているため,政治情勢に注意を払う必要があります。
●強盗等の一般犯罪の頻発,交通インフラの脆弱性に起因する交通の混乱,各感染症等のリスクを避けるための十分な注意が必要です。
☆詳細については,以下の内容をよくお読みください。
1 概況
(1)コモロでは,2016年4月に大統領選挙・各自治島知事選挙が行われました。同年4月15日に,コモロ独立国家選挙委員会が暫定結果を公表し,3大統領候補全員がこの結果に対して憲法裁判所に不服申し立てを行ったものの,最終的に5月26日には,アザリ・アスマニ候補が新大統領として就任しました。現在まで,治安の悪化につながるような事例は見られませんが,コモロでは,1975年の独立以降,たびたびクーデターが発生しており,政治情勢については,引き続き十分注意する必要があります。
(2)コモロは周辺国に比べれば安全であるといわれており,外国人を特定して狙った犯罪被害は報じられていません。しかしながら,依然として貧困率が高く,スリ,ひったくり,強盗等の一般犯罪が多く発生しています。また,首都モロニが所在するグランドコモロ島を含め3島共に交通インフラが脆弱であるため,国内外を結ぶ航空便及び船便とも予定どおりに運航しない場合が多く,交通の混乱もたびたび発生しています。
(3)これまでに,コモロにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
2 地域情勢
(1)コモロでは,2011年に選出されたイキリル大統領及び3島各知事の任期満了に伴い,2016年2月の大統領予備選を経て,同年4月に大統領選挙・各自治島知事選挙が行われました。2016年4月15日にコモロ独立国家選挙委員会が暫定結果を公表し,3大統領候補全員がこの結果に対して憲法裁判所に不服申し立てを行ったものの,憲法裁判所は同年5月15日にアザリ・アスマニ候補の当選を宣言,同年5月26日に,同候補が新大統領として就任しました。現在まで,治安の悪化につながるような事例は見られません。しかしながら,コモロは,1975年の独立以降,たびたびクーデターが発生しており,政治情勢については十分注意する必要があります。
(2)コモロは周辺国に比べれば安全であるといわれており,外国人を特定して狙った犯罪被害は報じられていません。しかしながら,依然として貧困率が高く,スリ,ひったくり,強盗等の一般犯罪が多く発生しています。外出の際には,バッグ類を常に目の届く位置(体の前)に持つようにするなどの注意が必要です。
(3)蚊,マダニ等に刺されることにより,デング熱,チクングニア熱,マラリア等の感染症に感染するおそれがあります。2007年にはチクングニア熱,2010年と2014年にデング熱が流行しており,防蚊等の対策が重要となります。現時点では,ジカウイルス感染症の報告はありません。詳細については,世界の医療事情(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/comoros.html )をご参照ください。
(4)首都モロニが所在するグランドコモロ島を含め3島共に交通インフラが脆弱であり,国内外を結ぶ航空便及び船便とも予定どおりに運航しない場合が多く,また,直前にスケジュールが変更されることも珍しくないため,渡航予定のある方は旅行業者等を通じ,入念かつ頻繁に確認を取る必要があります。
つきましては,コモロへの渡航に当たっては危険を避けていただくため特別な注意が必要です。在マダガスカル日本国大使館(コモロを兼轄),現地関係機関,報道等から最新情報の入手に努め,身の回りの安全に十分注意してください。
3 滞在にあたっての注意
コモロに渡航・滞在される方は,現地に日本国大使館が設置されていないことを念頭に,下記の事項に十分留意して行動してください。また,日本国外務省,在マダガスカル日本国大使館(コモロを兼轄),報道等により最新情報を入手するよう努めてください。
また,コモロにおける渡航・滞在に当たっての注意事項については,外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=135 )も併せてご参照ください。
(1)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,コモロを管轄している在マダガスカル日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の在マダガスカル日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )
(2)新聞・テレビ・ラジオ等による最新情報の入手に努めるとともに,これらで使用される言語(フランス語,アラビア語又はコモロ語)を理解できる現地ガイドを雇う等,自己防衛策をとるようお勧めします。
(3)通信回線状態が非常に悪く,通話できないことも多々ありますので,注意が必要です
(4)不測の事態に備え,食料・飲料水を備蓄しておくとともに,パスポート,貴重品,衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておき,退避手段についても常に確認しておいてください。
(5)外出の際には,身の周りの安全に十分注意し,群集が集まっている様な場所は避け,周囲の状況を十分確認して行動してください。また,不要不急な夜間の外出は控えるなど,不測の事態に巻き込まれることがないよう注意してください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2017T055.html
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●コモロでは,2016年4月に大統領選挙が実施され,同年5月に新大統領が就任しました。現在まで,治安悪化につながる事例はありませんが,独立以降,たびたびクーデターが発生しているため,政治情勢に注意を払う必要があります。
●強盗等の一般犯罪の頻発,交通インフラの脆弱性に起因する交通の混乱,各感染症等のリスクを避けるための十分な注意が必要です。
☆詳細については,以下の内容をよくお読みください。
1 概況
(1)コモロでは,2016年4月に大統領選挙・各自治島知事選挙が行われました。同年4月15日に,コモロ独立国家選挙委員会が暫定結果を公表し,3大統領候補全員がこの結果に対して憲法裁判所に不服申し立てを行ったものの,最終的に5月26日には,アザリ・アスマニ候補が新大統領として就任しました。現在まで,治安の悪化につながるような事例は見られませんが,コモロでは,1975年の独立以降,たびたびクーデターが発生しており,政治情勢については,引き続き十分注意する必要があります。
(2)コモロは周辺国に比べれば安全であるといわれており,外国人を特定して狙った犯罪被害は報じられていません。しかしながら,依然として貧困率が高く,スリ,ひったくり,強盗等の一般犯罪が多く発生しています。また,首都モロニが所在するグランドコモロ島を含め3島共に交通インフラが脆弱であるため,国内外を結ぶ航空便及び船便とも予定どおりに運航しない場合が多く,交通の混乱もたびたび発生しています。
(3)これまでに,コモロにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
2 地域情勢
(1)コモロでは,2011年に選出されたイキリル大統領及び3島各知事の任期満了に伴い,2016年2月の大統領予備選を経て,同年4月に大統領選挙・各自治島知事選挙が行われました。2016年4月15日にコモロ独立国家選挙委員会が暫定結果を公表し,3大統領候補全員がこの結果に対して憲法裁判所に不服申し立てを行ったものの,憲法裁判所は同年5月15日にアザリ・アスマニ候補の当選を宣言,同年5月26日に,同候補が新大統領として就任しました。現在まで,治安の悪化につながるような事例は見られません。しかしながら,コモロは,1975年の独立以降,たびたびクーデターが発生しており,政治情勢については十分注意する必要があります。
(2)コモロは周辺国に比べれば安全であるといわれており,外国人を特定して狙った犯罪被害は報じられていません。しかしながら,依然として貧困率が高く,スリ,ひったくり,強盗等の一般犯罪が多く発生しています。外出の際には,バッグ類を常に目の届く位置(体の前)に持つようにするなどの注意が必要です。
(3)蚊,マダニ等に刺されることにより,デング熱,チクングニア熱,マラリア等の感染症に感染するおそれがあります。2007年にはチクングニア熱,2010年と2014年にデング熱が流行しており,防蚊等の対策が重要となります。現時点では,ジカウイルス感染症の報告はありません。詳細については,世界の医療事情(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/comoros.html )をご参照ください。
(4)首都モロニが所在するグランドコモロ島を含め3島共に交通インフラが脆弱であり,国内外を結ぶ航空便及び船便とも予定どおりに運航しない場合が多く,また,直前にスケジュールが変更されることも珍しくないため,渡航予定のある方は旅行業者等を通じ,入念かつ頻繁に確認を取る必要があります。
つきましては,コモロへの渡航に当たっては危険を避けていただくため特別な注意が必要です。在マダガスカル日本国大使館(コモロを兼轄),現地関係機関,報道等から最新情報の入手に努め,身の回りの安全に十分注意してください。
3 滞在にあたっての注意
コモロに渡航・滞在される方は,現地に日本国大使館が設置されていないことを念頭に,下記の事項に十分留意して行動してください。また,日本国外務省,在マダガスカル日本国大使館(コモロを兼轄),報道等により最新情報を入手するよう努めてください。
また,コモロにおける渡航・滞在に当たっての注意事項については,外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=135 )も併せてご参照ください。
(1)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,コモロを管轄している在マダガスカル日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の在マダガスカル日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )
(2)新聞・テレビ・ラジオ等による最新情報の入手に努めるとともに,これらで使用される言語(フランス語,アラビア語又はコモロ語)を理解できる現地ガイドを雇う等,自己防衛策をとるようお勧めします。
(3)通信回線状態が非常に悪く,通話できないことも多々ありますので,注意が必要です
(4)不測の事態に備え,食料・飲料水を備蓄しておくとともに,パスポート,貴重品,衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておき,退避手段についても常に確認しておいてください。
(5)外出の際には,身の周りの安全に十分注意し,群集が集まっている様な場所は避け,周囲の状況を十分確認して行動してください。また,不要不急な夜間の外出は控えるなど,不測の事態に巻き込まれることがないよう注意してください。
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
引用元:外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2017T055.html
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