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海外子女教育振興財団について

海外赴任で重要な問題のひとつが子どもの教育。各種相談機関がありますが、まずは「海外子女教育振興財団」に問い合わせを。学校の紹介のほか、手続きのアドバイスや赴任前セミナーの開催、さらに海外子女教育に関する書籍も各種発行しています。
海外子女教育振興財団とは?
海外子女教育振興財団は、海外子女の教育をあらゆる面でサポートする団体で、1971年、外務省と文部省(現 文部科学相)の許可を受け設立されました。
赴任前子女向けには、海外の学校の紹介、日本人学校進学の場合には教科書の配布、さらに赴任前英語セミナーや個別教育相談などのサービスも行っています。また、月刊「海外子女教育」を発行し、海外子女の教育に関する情報も発信しています。その他、各種の資料、書籍を発行のほか、赴任中の海外子女向けには海外通信教育も提供しています。
窓口は東京と大阪にあり、相談の場合、メールや電話でも対応しています。
海外子女教育振興財団WEBサイト
- https://www.joes.or.jp/ ※2020年6月現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、窓口業務など一部サービスを縮小中。詳細は必ず確認してください。
海外子女教育振興財団の活動
海外子女教育振興財団では、以下のようなサービスを行っています。
●教育相談と教育情報提供
渡航前、滞在中、帰国後の学校教育や学校生活に関すること、家庭教育、言葉の問題などについて、専門の相談員が相談に応じています。相談は予約制。ウェブサイトからの相談も可能です。海外・国内の学校情報についても電話やE-mail等による問い合わせに応じています。●日本の教科書の配付
海外で使用する日本の教科書を、新たに出国する小学生・中学生に配付しています。出国する時期によって配付する教科書が変わるため、詳細はウェブサイトで確認を。海外子女教育振興財団「日本の教科書の無償配付」
参考「海外の学校への転校手続きで大事な事」
●各種講座・教室・説明会
赴任前・赴任中・帰国後、それぞれのタイミングで活用したい各種講習・教室・説明会が開講されています。参加・受講の詳細はウェブサイトでチェックを。●赴任前
◆赴任前子女教育セミナー出国前の方を対象に無料のセミナーを実施しています。初めての赴任でお子さんの教育について気になっている方が主な対象。現在はウェブ版にて毎週実施。要予約。
◆渡航前配偶者講座
駐在員配偶者を対象に、渡航前の不安を解消し、より充実した海外生活を送るための研修です。実生活に役立つ英会話・中国語 コースも併設されています。
◆現地校入学のための親子教室
北米の現地校やインターナショナルスクールに入学する、小学生から高校生段階のお子さんと保護者のために、学校生活に必要な実践的な研修を行っています。
◆渡航前子ども英語教室
現地校など、英語で教育を行っている学校に入学する小学生を対象に、英語の事前研修を行っています。
●赴任中
◆通信教育①小・中コース(文部科学省補助)
海外で学ぶ小・中学生対象の通信教育。文部科学省の補助を得て、国語・算数(数学)はブック教育で、小3~中学の理科・社会はインターネット教材で学習するシステムです。
国語・算数(数学)のブック教材では、学習テキスト、解答・解説、添削問題、朗読CD、漢字ドリル、用語集などが送付され、専用のホームページでは進度に応じた発展問題の取り出しなどができます。理科・社会のインターネット教材は、自宅PCからログインID・パスワードでアクセスし、ナレーターの音声と画像による「授業」や「問題」に取り組めます。
②幼児コース
厳選された絵本と付録教材が定期的に海外へ届けられます。
●帰国後
◆帰国生のための学校説明会・相談会帰国後の学校の情報収集のために、小学生から高校生段階の子どもたちとその保護者を対象に、国内(東京・大阪・名古屋)と海外各地で毎年開催しています。※2020年度は新型コロナウィルスの影響でオンラインで実施。
国内での参加
海外での参加
◆外国語保持教室
海外で身につけた語学力や文化的・社会的な思考力を保持させるための教室。首都圏に5カ所、中部地区に2カ所、関西地区に2カ所、webサテライトコースがあり、合せて約1,500名の小~高校生が学んでいます。またサマースクールも毎年開催しており、英語以外にフランス語教室もあります。
海外子女教育財団の出版物で情報収集を
海外子女教育振興財団では、各種の海外子女教育に関する出版物を発行しています。教育の専門家による記事や、実際に海外で学ぶ子どもたちの作文など、参考になる情報があります。ぜひ、手に取ってみましょう。郵送での取り寄せ・購入手続きや、最新刊の情報は以下のページで確認できます。
海外子女教育進行財団 出版物
◆機関誌『海外子女教育』(毎月発行)
昭和46年創刊の海外・帰国子女教育を 中心テーマとした月刊総合情報誌。さまざまな角度から考察した特集をはじめ、海外や日本国内の学校、海外の子育てや帰国子女たちの体験にかかわるエッセイなど内容が豊富。海外駐在員はじめ企業の人事担当者、教育関係者必読の1冊。◆『帰国子女のための学校便覧』(毎年10月下旬発行)
帰国子女を受け入れる小学校から大学までを全国的に網羅し、入学・編入学の資格条件、選考方法等最新の情報を掲載した入学・編入学のガイドブックとして毎年刊行。◆『地球に学ぶ─海外子女文芸作品コンクール作品集』(毎年発行)
財団が毎年開催する「海外子女文芸作品コンクール」の入選作品を掲載。海外で得た貴重な体験や感動を詩・短歌・俳句・作文に綴った子どもたちの目から見た作品集。また、『海外で暮らして ~体験したこと、学んだこと~』は海外子女文芸作品コンクールの35周年記念作文選集。帰国した方はもちろん出国した方にもお読みいただきたい1冊です。
上記のような定期発行の出版物に加え、赴任地での教育における各テーマにそった出版物もありますので、こちらもチェックを。
◆『新・海外子女教育マニュアル』
新たに出国される方の、渡航準備から滞在中の教育、帰国後の受け入れについてまで基本的な考え方とともに、具体的な事例を交えて解説している手引書。◆『サバイバルイングリッシュ』
学校生活の中で「これだけは知っていて」「こんな表現はよく使う」というフレーズ、単語を場面ごとに集めた書籍。コンパクトなサイズなので学校への携帯も容易。◆『ぬりえ さばいばるいんぐりっしゅ はじめて英語の幼稚園や小学校に通うお子さんへ』
お子さんが絵を示すことによって、英語で最低限の言いたいことを伝えられるようになっている「ぬりえ」。◆『英語ナビ 算数・数学/理科用語集』
現地校や国際学校で勉強する小・中学生のために、外国及び日本の教科書によく出てくる学習用語の対訳集。現地校やインターナショナルスクールの宿題などで親子で役立つ書籍。◆『言葉と教育―海外で子どもを育てている保護者のみなさまへ』(中島和子著)
異文化の中で言語形成期の子どもを育てている方には必読の書。ことばの習得、 海外子女の英語力、バイリンガルと年齢、ことばの保持などで構成。海外子女教育振興財団のまとめ
①海外子女教育に関する情報提供、相談など、さまざまな面でサポートしています
②日本人学校に入学する生徒向けに、教科書を配布しています。必ず出発前に取り寄せましょう
③各種セミナーや、子どもの向けの通信教育も行っています。赴任前、赴任中、帰国後とそれぞれの場面でサポートが受けられます
書籍版のご案内

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。
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