海外引越の準備

海外引越しの計画をたてる

海外赴任の引越しで、もっとも大切なことは「計画」です。荷物の選定、輸送のタイミング、残置荷物の処分や保管、そして荷物を発送してから出発までの暮らしをどのようにするか…。綿密にイメージして計画しつつ、取り組みましょう。

引越業者の手配~見積もり

引越業者の手配~見積もり

まずは海外引越しを依頼する、引越し業者を決めましょう。
このとき、引越し業者に海外引越しの経験があるか否かは重要なポイント。海外引越しの場合、すべての荷物は通関手続きを受けます。そのため、通関に必要な手続き書類や、取り扱い禁止品など、各国の通関事情に精通した業者が安心です。また、赴任先に送る荷物のほかに、日本で保管する荷物も発生します。海外赴任者の対応に慣れた業者であれば、トランクルームや国内引越しの手配も、並行してスムーズに対応してくれます。
見積もりの際は、引越し業者に自宅まで来てもらい、持っていきたい荷物をすべて確認してもらいます。勤務先が引越し費用を負担する場合には、その上限額の範囲ですべての荷物を送られるか、必ず確認しましょう。企業の手当でまかなえる荷物量を超える分は、自己負担となり、思いもよらぬ出費につながります。
引き取り希望日も確認しましょう。船便は、アジアで1ヶ月以上、欧米では2ヶ月以上と、輸送にかなりの時間がかかります。荷物を出してから出発までの生活、あるいは赴任地についてから荷物がつくまでの生活をどうするか、事前に計画した上で引き取り日を決めましょう。
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荷物の仕分け~梱包作業

荷物は、持って行くものと、持っていかないものに分けましょう。
持っていくものは、船便、航空便、携行手荷物の輸送方法別に仕分けます。このとき、輸送方法別に所定の部屋に荷物をまとめたり、動かせないものは付箋を貼る、ノートに書き込むなどして記録をしておきましょう。引越し当日に、どの荷物を送るのかを、業者に的確に伝えられるようにします。
梱包は、引越し当日に業者が行うのが主流です。衣類や下着など、自分自身で梱包したいものは、事前に業者に伝えましょう。梱包材とパッキングリストを手配してくれます。
海外引越しでは、すべての荷物にパッキングリストと呼ばれる通関のための荷物のリストを準備します。記入の仕方は必ず、業者に確認しましょう。記入方法に誤りがあると、通関手続きに時間がかかり、荷物の到着が遅れる場合があります。
また、通関に必要な書類も準備しておきます。少なくとも5、6種類程度、多い場合には10種類の書類が必要な国もあります。企業に発行してもらう書類など、入手するのに時間がかかるものもあるので、早めに準備に取り掛かりましょう。

引越業者へ荷物を引渡し~赴任先への渡航

引越し当日、荷物を業者に引き渡します。必ず立ち会って、荷物の梱包や、パッキングリストの記載、取り扱い禁止品の確認を行います。通関書類も業者に確認してもらい、手渡しましょう。通関は引越し業者が代行してくれます。
荷物を発送したあと、家具や生活必需品がなくなって不便な場合、実家やウィークリーマンションに滞在することも検討しましょう。また出発当日までに、不用品の処分や、国内で保管する残置荷物の移動を済ませておきましょう。
出発が近づいたら、携帯手荷物の準備をします。飛行機に搭乗する際に持ち込める無料受託手荷物は、搭乗クラスやマイレージ特典などによって異なります。超過分の料金は比較的高額なので、出発当日に思わぬ出費がないよう、どれぐらいの荷物を持っていけるか、事前に確認しておきましょう。スーツケースはそれ自体で重量があるので、たくさんの荷物を持っていきたい場合、布製のスポーツバッグなどを使うのがおすすめです。なお、パスポートや貴重品は必ず手荷物で持って行きましょう。

渡航先での荷物の受取~開封、配置

赴任地に到着後、引越し荷物を無事受け取ったら、荷物に破損がないか、到着していない荷物がないかを確認しましょう。通常、引越し荷物には保険がかけられます。もし荷物に破損が見つかった場合には、保険の条件に従って保険金が支払われます。見積もりの際に、保険の補償内容や手続きについて確認しておきましょう。
また、パッキングリストや通関書類の不備があると、通関に時間がかかり、到着が遅れる場合があります。注意して記入、準備をしましょう。新品の品物がある場合も、税関で確認されるケースがあります。個人使用目的であることがわかるよう、タグや値札は取り外しておきましょう。

海外への引越しについてのQ&A

Q1.ペットも一緒に連れて行きたいのですが、どのような手続きが必要ですか?
日本から出国(輸出)するための手続きと、赴任国に入国(輸入)するための手続きが必要です。
日本では、出発時に利用する空港の動物検疫所で手続きを行います。一方、赴任国の入国に必要な手続きは、各国の動物検疫で定められています。直接、赴任国の在日大使館や、現地の検疫所などに電話やメールで問い合わせて確認しましょう。あわせて、日本へ帰国する際に必要な手続きも確認しておきましょう。ワクチン接種やその血清検査、マイクロチップの装着が必要です。また、輸送のためのケージを用意したり、航空会社に輸送の条件を確認する必要もあります。
なかなか時間がかかるので、海外赴任が決まったらすぐに取り掛かりましょう。
Q2.すぐに使いたいものはどうすればいい?
携行手荷物として持って行きましょう。航空会社によって規定はさまざまですが、エコノミークラスであれば23kg程度の荷物と、機内持ち込み手荷物を無料で持っていくことができます。またマイレージ会員の特典などで、より多くの荷物を持っていける場合もあります。
あるいは、航空便を利用しましょう。発送から1週間~2週間程度で到着します。料金は高いですが、手荷物で持っていけない場合に利用しましょう。
Q3.赴任先へのお土産に、加工食品を持って行こうと思うのですが大丈夫でしょうか?
食品によっては、赴任国への持ち込みが禁止されている場合があります。軽いお土産のつもりでも、検疫上問題があれば、持ち込みは不可能です。
海外引越しでは、このような取り扱い禁止品について、注意を払う必要があります。食品以外にも、複数の項目が国ごとに定められています。引越し業者が、各国の条件を把握していますので、事前に確認しましょう。

海外への引越しについてのまとめ

①海外引越になれている業者を選ぶと安心。
②国内引越しとの違いを把握して、荷物を受け取るまでの計画をきちんと立てましょう。
③荷物が多すぎると思わぬ出費に。荷物の上限を意識した仕分けを。

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