海外滞在中の子供の教育
海外から日本校への受験対策
受験を控える子どもを帯同する場合、帰国前から長期的な計画と準備が必要です。中学、高校、大学で注意するべき点はやや異なりますが、いずれの場合も情報収集が大切です。ここでは、海外から日本の学校への受験対策について解説します
この記事で書かれていること
帰国の前から受験対策を
中学受験対策
入試は1~2月頃ですが、帰国子女入試だけを11月ごろに実施する学校もあります。志望校の絞り込みも含め受験の2年前には準備を始めましょう。日本人学校に通う場合は、学習塾や通信教育を利用して受験校レベルに合わせた対策をすると良いでしょう。一方、国際校や現地校に通う場合は、国語や社会の受験勉強が急な負担になることもあります。受験科目に英語を科す帰国子女入試を実施する学校も検討しましょう。
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高校受験対策
入試は1~3月に行われます。中高一貫では高校募集がない場合もありますので、募集要項をよく調べましょう。長く現地校やインターナショナルスクールで学んでいた場合には、日本の教科学習にそった科目受験は子どもにとって大きな負担となる可能性もありますので、英語や英作文など、それまで培ってきた力が発揮できる帰国子女入試についても情報を集めましょう。
入学後3年後には大学受験があります。進学先も見据えて、学校の特色を良く調べましょう。
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大学受験対策
まず志望学科が実施する入試方法を調べます。一般入試だけの場合、センター試験の準備など、日本の教科学習に即した受験対策が必要です。一方、海外で就学してきた帰国子女を対象とした入試(外国学校卒業生試験など)が実施されていれば、海外の大学入学資格等を取得することで出願できます。
推薦入試、AO入試など面接を中心とした入試も、海外での経験を生かすチャンスがありますので検討しましょう。
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情報収集はぬかりなく
受験情報は各学校のウェブサイトのほか、各種帰国子女向けの教育機関が発行している学校便覧が便利です。また、海外まで郵送してくれるサービスもあります。その他、海外学習塾や日本人学校が学校説明会を行っています。個別相談会も行っていますので、こまめにチェックして参加しましょう。
また、海外で学ぶ子どもの教育に携わっている海外子女教育振興財団のウェブサイトでは帰国生受け入れ校の検索ができます。どこから調べたらいいかわからないときには、まず見てみるとよいでしょう。検索以外に帰国時の進路個別相談なども行っています。
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帰国子女のための学習塾・通信教育サービス
海外子女・帰国子女向けオンライン家庭教師EDUBAL
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指導対応科目 | IB(国際バカロレア)・SAT・TOEFL対策 帰国受験(中学・高校・大学)対策 日常学習フォロー(インター・現地校・日本人学校) |
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指導料金 | コースにより料金は異なります。以下は一例です。 IBコース:60分 7,500円 帰国受験コース:60分 7,000円 ※この他に入会金・体験授業料・学習サポート費用が発生する場合があります。 |
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帰国子女アドバイザー複数在籍! | EDUBALには海外赴任経験のある学習アドバイザーも多数在籍しております。 メール・電話による相談は随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。もちろん、相談は無料です。 |
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企業・団体名 | 株式会社トモノカイ |
ユーザーの声
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- 担当していただいた先生は、2人とも東大の先生でとても優秀な方でした。現役大学生なので、ご自身の受験から日が経っていないという意味で、とてもフレッシュな頭で指導をしていただいたのかなと思います。私達のように特殊な例(中学校編入試験)でも、柔軟に対応していただきありがたかったです。
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対応地域 | 関東エリア11校、東海エリア1校、関西エリア3校 その他仙台、福岡、オンラインセンター(18番目の校舎) | |
企業・団体名 | テイエス企画株式会社 トフルゼミナール海外帰国生教育センター |
ユーザーの声
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海外からの受験対策に関するQ&A
- 帰国子女枠とはなんですか?
- 海外で学習してきた帰国子女を対象に行われる入試枠です。一般生とは別に募集枠が設けられます。受験資格として、2~3年の海外滞在経験と、帰国後の経過年数が1~2年以内である、といった条件があります。入試内容は一般生と同じか、あるいは英作文が科される場合もあり様々です。また、入学後は、日本への適応に重きを置いている学校、あるいは海外で学んできた力をより伸ばすことに注力している学校など、教育方針が異なりますのでその点についてもよく確認しておきましょう。
- 子どもの学力レベルがどの辺なのかがわからず、志望校が絞れない場合はどうすればいいでしょうか?
- 海外学習塾が行っている模試を受けましょう。加えて進学説明会などで相談することをお勧めします。また、一時帰国の際に夏期講習を受けておくなど、同い年の子どもと一緒に受験勉強をする機会があると、子ども自身も受験をする実感が湧いてきます。
- 子どもが小学5年生ですが、帰国のタイミングはいつぐらいがいいのでしょうか?
- 中学受験、高校受験を控える子どもを帯同する場合、受験に合わせて帯同家族が先に帰国するご家庭も多いです。受験の前に本帰国するか、受験は一時帰国して済ませ、その後本帰国する、というパターンも考えられます。
海外から日本校への受験対策のまとめ
①情報収集はぬかりなく。志望校選びや受験対策は2年前ぐらいから早め早めに着手しましょう
②帰国子女入試についてはよく吟味して検討を。入学後の教育方針にも注目しましょう
③帰国子女教育に携わる各機関が学校便覧や検索サイトを設けていますので活用を