帰国後の生活
帰国時のお土産の用意の方法
本帰国のお土産。悩みどころです。
長く住んだ赴任地で、オススメのものを買っていきたいところですが、持ち込みの制限や免税範囲を事前に確認を。
通販という裏技もあります。
ここでは帰国時のお土産を準備する方法や注意するポイントを解説します。
この記事で書かれていること
帰国時のお土産、どんな物が喜ばれる?
●「暮らしていた人」ならではの視点
有名なお菓子やお茶、はお土産の定番。帰国時のお土産としても大活躍ですが、やはり旅行のお土産ではないので、もう一歩踏み込んで「住んでいた」からこそ知っているお土産を渡したいものです。
例えば、日本では知られていないけど、現地で人気のセレクトショップのキッチン用品や、インテリア雑貨などは魅力的。
日本で知られていないものなら意外性があって、もらった人も嬉しいものです。
とは言え、帰国が決まってからでは、ゆっくりお土産を買いに出かける時間はなかなかありません。
やはり、常日頃からお店をチェックしたり、気に入ったアイテムが見つかったら少しずつ買いためておくのがオススメです。
海外赴任中は出かける機会があったら、将来的に帰国するときのことをイメージして、お土産探しもしておきましょう。
現地で購入した物を手荷物で持って帰る際に気をつける事。
●思ったよりも荷物が増えた?買いすぎに注意
おみやげ品を引越しの直前に購入する場合、荷物の量が極端に増えないか、要注意です。引越しの料金は、最初の見積の段階で業者に伝えた荷物の量を基準にしています。
いざ、引越し当日になって、下見よりも荷物が増えれば、料金は上がります。
下見の段階で、引越しまでに購入し、追加されるおみやげの量についてきちんと伝えておくようにしましょう。
●加工肉はダメ。輸入制限に注意。
海外で発生している家畜の病気が国内に持ち込まれることを防ぐため、肉製品、動物由来製品の持ち込みは厳しく制限されています。規制対象品を持ち込んだ場合は罰則の対象となります。注意しましょう。
一方、輸出国政府機関が発行した証明書がある場合に持ち込みが可能です。
免税店の店員が「持ち込める」と案内した場合でも、証明証がない場合は持ち込みは不可能です。
【参考】動物検疫所WEBサイト「肉製品などのお土産について」
またポプリやドライフラワー、球根なども植物検疫の対象です。
輸出国によって条件が定められていますので、植物防疫所のWEBサイトで調べましょう。
土が付いている植木などは、決して持ち帰ることができません。
【関連記事】植物輸入の際の検疫って何?
●税関申告手続きを忘れずに
本帰国の際は一般旅客と同様に持ち込み荷物について免税範囲が適用されます。お土産品についても忘れずに申告しましょう。
機内手荷物で持ち込む場合は、帰国空港の税関検査で申告をします。
一方、お土産がたくさんあり船便や航空便で送った場合は、別送品として申告することで免税範囲が適用されます。
手荷物と同じく帰国空港の税関検査で別送品申告をしましょう。
【関連記事】日本入国時・通関の注意点
ただし、別送品申告を忘れた場合、引越し荷物はじめ、別便で日本に送ったお土産は通常の輸入貨物として扱われ、免税範囲が適用されません。
新品のおみやげ品に対し、全て課税されてしまいます。
別送品申告は忘れないようにしましょう。
●その他、輸入規制・免税についても確認を
【関連記事】帰国時の引越しの荷物仕分けで注意すべき6つのポイントネットで海外のお土産を購入する選択肢もあります。
どうしても買っていきたいものがあるけど、買いに行く時間がない!という方にオススメなのが、通販の利用。
世界中の代表的なお土産品を購入できる日本の通販サービスがあります。
ネットで注文し、日本の自宅に届けてくれるので、どうしても買いに行けない、引越しに間に合わない、という場合にはとても便利です。
通販のもう一つのメリットは、加工肉や農産物など、一般の旅客では輸入手続きが困難な製品も、購入することができること。
すでに輸入手続きが行われた商品が送られてくるので、生ハムやソーセージも安心してお土産にできます。
ワインやオリーブオイルなど、液体のものは自分で運ぶと破損が心配。そんな場合も、安全に梱包されて日本まで届けてもらえるので安心です。
自分で購入していないのにお土産って言うのも…と違和感があるかもしれませんが、赴任地の名物を是非試してほしい、という時に、選択肢が広がるのは嬉しい点です。
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帰国時のお土産の用意の方法Q&A
- 帰国が決まりましたが、お土産を買いに行く時間がなかなか取れません。
- 難しい場合は空港での購入、通販の利用の検討を。
空港で購入する場合、できれば手荷物として預けたいところですが、無料枠には重さなどの制限があります。
オーバーすると追加料金を請求されますので、あまりたくさんは買えないかもしれません。
- お土産は船便で送っても良いでしょうか。
- 大丈夫ですが、船便の到着までは時間がかかります。
帰国直後にお渡ししたいものは航空便に入れておきましょう。
ただし、割れ物は船便がベターです。
渡すタイミングが遅くなりますが、破損を避けるためにも、船便にしましょう。
帰国時のお土産の用意の方法まとめ
①海外旅行のお土産とは違う、暮らしていた人ならではのお土産選びを。
②名産品でも輸入規制にかかれば持ち込み禁止。事前に条件を確認しましょう。
③通販なら加工肉もお土産にできる!時間がないときにも便利です。