赴任時の住宅手続き
海外で住居を探す時に大切な5つのこと
海外赴任が決まって、もっとも気がかりなものの一つが赴任地での住居の問題でしょう。
赴任地で物件を探すには、どのようなことに気をつけたらよいのか。
世界で注意すべきポイントは異なりますが、押さえておきたい共通の注意点を、前もって把握しておきましょう。
この記事で書かれていること
海外で家を探す際のポイント
赴任先の住居を自分で探す場合の大事なポイントとして、住居のタイプ、相場など知るべき情報はいろいろありますが、最優先事項は「安全」です。
居住予定の地域の特色、外国人として居住するにあたって安全かどうか、などは必ず確認しましょう。
通勤ルート、通学ルート、お買い物などの日常的な行動範囲をイメージすることも大切です。
最近では、赴任者本人が帯同家族より数ヶ月先に渡航して、ホテルや海外ウィークリーマンションなどに仮滞在しながら住居を探し、帯同家族が到着するまでに決定するというパターンが多いようです。
一方、渡航前に現地の日系不動産会社のウェブサイトなどで情報を収集して、渡航後に契約するパターンや、先任者の住居にそのまま入居する、などのパターンもあります。
いずれにせよ、まずは現地の住宅事情について必ず調べておくことが大切です。
できるだけ現地の日系不動産会社や日本人会などにコンタクトを取り、情報を事前に得る事が大切です。
【関連記事】海外赴任時に役立つ国別リンク集 ※各国情報に各地域の日本人会情報があります
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家賃の上限を決める
およその家賃相場を把握しておきましょう。
相場は現地の日系不動産会社や日本人会などに聞いて情報を集めます。
家賃相場は、国や地域によってさまざまですが、水回りなどが日本と同様に整備されてる物件はやや高めの場合が多いようです。
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また、住居エリアによっても相場は異なりますが、エリア選びは安全性と大きく関わる重要事項です。
あまり妥協せず、安全を買うつもりで選びましょう。
治安のよい地域はやや家賃が高めの場合が多く、予算が低すぎてはまったく物件が見つからない場合もあります。
一方、国際的な都市部では家賃が高騰している場合もあります。上限も設定して、選ぶようにしましょう。
住居エリアを選ぶ
どのエリアに居住するかの最優先事項は「安全」ですが、その他にも通学や通勤、買い物をするときの経路や、病院、警察、在外公館などへのアクセスも考慮しましょう。
例えば、通勤する際に治安上問題のある地域を横断する、といったことは避けるべきです。また日本人が多く住む地域も調べておくとよいでしょう。
加えて、東南アジアでは雨季には洪水になるエリアがあるなど、赴任地の気候や習慣によっては思わぬ注意事項もあります。
必ず現地の事情をよく知っている人に相談してから決めましょう。
赴任地の住居の種類や特徴を把握する
海外賃貸物件の種類やその名称は各地域でさまざまです。
同じ呼称でも、国によって異なる場合もあるので、必ず赴任地の事情を把握しておきましょう。
赴任者の場合、アジアではコンドミニアム(分譲マンションに近く、プール、ジムなどが屋内に併設されている物件もある)、サービスアパートメント(1泊から滞在可能で、施設内に診療所など併設されている物件もある)などに居住する場合が多いようです。
欧米では戸建て(デタッチハウス、テラスハウスなどの分類がある場合も)のほか、スタジオタイプ、ヴィラなどの呼称もあるので詳細に確認しておきましょう。
海外では家具付きの物件が比較的多いです。
引越し荷物の量にも関わるので、早めに調べておきましょう。
ただし、海外の住宅は日本より大きい場合も多く、家具のサイズが合わないこともありますので、その点も確認するようにしましょう。
欧米では築年数が古い物件も多いうえ、古いからといって家賃が安いとは安いとは限りません。
習慣の違いに驚くことも多いと思いますが、現地の事情をよく把握し、トラブルにならないよう注意しましょう。
賃貸契約の内容を確認する
海外では年間契約の場合も多く、あまり短期の滞在では契約できないこともあります。
さらに、入居者の人数や子どもの人数、車の有無、ペットの有無などでも契約内容が変更になる場合がありますので、不要なトラブルを避けるためにも家探しの段階であらかじめ不動産会社に伝えておきましょう。
物件が見つかりいざ契約、という前に、必ず契約書をよく読んで詳細を確認してください。
少しでも不明な点があれば、必ず不動産会社などに相談しましょう。
契約の際は、デポジットの支払いや滞在証明書などの書類の提出が必要となりますので、事前に用意しなければなりません。
デポジットの相場や、一括前払いの可否などの習慣は国によってさまざまですので、事前に不動産会社へ聞いておきましょう。
海外で住居を探す際のQ&A
- Q1.出発前に実際に物件を見にいけない場合はどうすればいいですか?
- ネット上のやり取りで物件を見ることができるサービスもあります。不動産会社に相談しましょう。
- Q2.海外で部屋を借りる際の保証人はどうすればいいのでしょうか?
- 企業が派遣する海外赴任者の場合、多くは企業名義で契約しますので問題ありませんが、個人での契約の場合、不動産会社によって対応が異なりますので相談しましょう。
- Q3.海外での賃貸物件、借りる際にかかる費用はどれくらいですか?
- 国によってさまざまです。
さらに、地域によっても差が激しい場合があります。
たとえば、外国人が多く住む地域や、観光客が多い地域などは物価も家賃も高い場合があります。
必ず自分が赴任する場所の住宅事情を確認しましょう。
費用を抑えるのも大切ですが、何より安全を優先して選ぶようにしましょう。
海外で住居を探すまとめ
①詳細な情報収集が決め手。事前に現地の日系不動産業者や日本人会へ相談を。
②家賃の相場から予算を決定。ただし「安全」は最優先です。
③借りる際には契約をしっかり確認。不明な点は必ず不動産会社に聞く事。