海外赴任の準備
海外赴任準備チェックリスト|赴任生活と帰国を見据えた手続き・生活準備
海外赴任が決まったら、ビザなどの手続き、海外引越し、住まい探し、子どもの学校準備などを計画的に進める必要があります。現地へ持っていくものや送るもの、日本で保管・処分するものを整理するとともに、赴任中の管理や帰国時の手続きを見据えて、必要な書類や記録を保管できるよう出発前から準備を進めましょう。
公開日:2026年8月14日
この記事で書かれていること
海外赴任が決まったら、まず全体スケジュールを作る
赴任準備は、ビザや航空券の手配だけでなく、住民票、保険、税金、学校、住まい、荷物、車など多岐にわたります。最初に確認したいことは、出発日から逆算してタスクを並べることです。会社が手配してくれること、自分で動く必要があること、家族で相談して決めることを分けておくと、準備の抜け漏れを減らしやすくなります。
海外赴任ガイドの「海外赴任準備チェックリスト」は、必要な手続きや準備時期を一覧で確認でき、チェックしながら進捗を管理できます。ぜひご活用ください。
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出発日から逆算して確認したい項目
出発の2〜3か月前には
- 住まい
- 車
- 学校
- 保険
- 予防接種
- 荷物の仕分け
などの大枠を確認しておきましょう。直前になるほど変更が難しくなるため、迷うものほど早めに候補を洗い出しておくと、判断しやすくなります。
海外に「3か月以上滞在する日本人」は、在留届の提出対象です。赴任者本人の手続きが必要な場合があるため、確認しておきましょう。現地到着予定日の90日前からオンライン提出が可能です。
※2026年8月現在の情報です。提出に関する情報は変更される場合があります。利用前に引用元をご確認ください。
【引用元】https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
引越し荷物は「持っていく・送る・日本に残す・処分する」に分ける
海外引越しでは、日本で使っているものをすべて持っていけるとは限りません。
- 現地の住宅事情
- 電圧
- 気候
- 輸入規制
- 船便・航空便の日数や到着時期
を踏まえて、荷物を仕分けます。
特に
- 食料品
- 家電
- 子ども用品
- 衣類
は、現地で手に入りにくいものと、現地で購入したほうがよいものを分けて考えましょう。
下記記事では海外で手に入りにくい便利な日本の品(食品、医薬品、嗜好品など)がまとめて紹介されています。
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生活に必要なものほど「到着直後」を基準に考える
船便が届くまで時間がかかる場合、
- 薬
- 書類
- 子ども用品
- 仕事道具
といった到着後すぐに必要なものは、携行品や受託手荷物として準備しましょう。パスポートなどの重要書類や常用薬は、原則として手元で管理します。荷物の内容や数量については、航空会社や渡航先の規定も確認してください。
季節用品や大型品は、現地住宅の広さ、備え付け設備、電圧、搬入条件などを確認したうえで、日本から送るか、国内で保管するか、現地で購入するかを判断しましょう。
医薬品には国・地域ごとの持込制限があるため、渡航先の規定や必要な手続きを事前に確認しましょう。
子どもの学校・受験は早めに情報収集する
帯同する子どもがいる場合は
- 現地校
- 日本人学校
- インターナショナルスクール
- 補習校
などの選択肢を確認します。帰国時期が未定でも、帰国後の編入や受験の可能性を見据え、成績証明、在籍証明、学習記録などの書類を保管しておくとよいでしょう。
文部科学省の「CLARINET」では、在外教育や帰国児童生徒教育に関する情報を発信しています。対象となる児童生徒への日本の義務教育用教科書の無償配付(要申請)などの情報も掲載されているため、赴任前に条件や申請方法を確認しておくとよいでしょう。
※2026年8月現在の情報です。支援の条件や対象は変更される場合があるので、利用前に引用元をご確認ください。
【引用元】https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002.htm
中高生は進学・受験も含めて家族で話し合う
中高生の場合、現地で得られる経験と、日本の受験・進学スケジュールの両方を考える必要になる場合があります。本人の希望、語学面、進路、帰国予定を整理し、必要に応じて学校や塾にも相談しましょう。
下記記事では実際に中学生のお子さんを帯同した赴任者の体験談を掲載しています。
ペットを連れていく場合は、渡航先の輸入・検疫条件を早めに確認する
犬や猫を連れて海外へ行く場合、
- マイクロチップの装着
- 狂犬病予防接種など
- 狂犬病抗体検査など
- 輸出入・検疫関係の書類
など、国ごとに細かな条件があります。
手続きには時間がかかるため、赴任が決まった段階で輸出入条件を確認しましょう。
帰国時にも検疫手続きが必要になる場合があるため、渡航時の記録や証明書類は大切に保管しておきましょう。
関連情報
帰国を見据えて書類や記録を整理する
赴任中に受け取る契約書、税務関係書類、学校の成績・在籍関係書類、予防接種・診療記録などは、帰国時や帰国後の手続きで必要になる場合があります。紙の原本を保管するとともに、必要に応じてデータでも整理しておきましょう。
- 税務・社会保険関係の書類
- 住居や公共料金などの契約書
- 学校の在籍・成績関係書類
- 予防接種・診療記録
- 海外引越しの明細や保管品リスト
- 自動車保険の中断証明書
再発行が難しい、または時間がかかる書類は、特に取り扱いに注意しましょう。原本を適切に保管したうえで、必要に応じてコピー(難しい場合は最低限スマホで撮影)を取り、内容を確認できるようにしておくことも大切です。
海外赴任の準備は早めの整理が大切
海外赴任の準備では、出発時に必要な手続きだけでなく、赴任中の生活や帰国時のことまで見据えて整理することが大切です。勤務先や関係機関の最新情報を確認しながら、家族で優先順位を共有し、余裕を持って準備を進めましょう。
※この記事は準備項目を整理するための一般的な案内です。ビザ、税務、保険、学校、検疫などは国・地域・家族構成・勤務先規定によって異なります。実際の手続きは、勤務先、自治体、学校、関係省庁などの公式情報をご確認ください。

