車の保管・売却
海外赴任中の車は保管と売却どちらが得?維持費・税金・車検で比較
海外赴任が決まったとき、「帰国後にまた使うかもしれないから車を残しておきたい」と考える方は少なくありません。
一方で、車を保管するには駐車場代や税金、保険、車検、メンテナンスなどの費用がかかります。長期間動かさないことで、バッテリー上がりやタイヤの劣化などが起きることもあります。
この記事では、海外赴任中に車を保管する場合と売却する場合を、費用・手間・リスクの面から比較します。
公開日:2026年7月28日
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保管と売却は「費用」と「帰国後の必要性」で考える

車を保管するか売却するかは、次の2点で整理すると判断しやすくなります。
- 赴任中に車を残すことで、どれくらい費用がかかるか
- 帰国後にその車を使う予定がどれくらい明確か
赴任期間が短く、帰国後すぐに同じ車を使う予定がある場合は、保管するメリットがあります。一方で、赴任期間が数年単位になる場合は、維持費や車の価値下落を考えると、売却した方が合理的なケースもあります。
保管する場合にかかる主な費用
車を保管する場合、乗っていなくても次のような費用がかかる可能性があります。
| 費用項目 | 確認したいポイント |
|---|---|
| 駐車場代 | 月極駐車場を継続する場合、赴任期間中ずっと発生する |
| 自動車税 | 所有している限り発生する |
| 自動車保険 | 継続、解約、中断の判断が必要 |
| 車検 | 赴任中に車検時期が来る可能性がある |
| メンテナンス | バッテリー、タイヤ、オイルなどの管理が必要 |
| 管理の手間 | 家族や知人に状態確認を頼む必要がある場合がある |
保管コストは、月単位では小さく見えても、赴任期間が長くなるほど大きくなります。
保管するメリット

車を保管するメリットは、帰国後にすぐ同じ車に乗れることです。
- 愛着のある車を手放さずに済む
- 帰国後に車を探す手間がない
- 家族が一時的に使える可能性がある
- 赴任期間が短ければ、買い替えより合理的な場合がある
特に車の状態が良く、帰国時期が明確で、保管場所を確保できている場合は、保管も選択肢になります。
保管するデメリット
一方で、保管には費用と手間がかかります。
- 駐車場代が継続してかかる
- 自動車税や車検の対応が必要になる
- 長期間動かさないと車が劣化する
- バッテリー上がりやタイヤの劣化が起きる
- 家族や知人に管理を頼む必要がある
- 帰国時には車の価値が下がっている可能性がある
「いつ帰国するか分からない」「帰国後に同じ車を使うか未定」という場合、保管のメリットより負担が大きくなることがあります。
売却するメリット

車を売却するメリットは、維持費や管理の負担をなくせることです。
- 駐車場代が不要になる
- 自動車税や保険、車検の負担を減らせる
- 赴任中に車の管理を気にしなくてよい
- 車の価値が下がる前に現金化できる
- 帰国後の生活に合わせて車を選び直せる
海外赴任中は、国内の車の状態をすぐに確認できません。管理の不安をなくしたい方にとっては、売却は有力な選択肢です。
売却するデメリット
売却には、帰国後に車が必要になった場合、あらためて購入する必要があるというデメリットがあります。
- 帰国後に車を買い直す必要がある
- 愛着のある車を手放すことになる
- 売却の手続きが必要
- 出国前に引き渡し時期を調整する必要がある
ただし、帰国時期や帰国後の居住地が未定の場合、今の車を残すより、帰国後の生活に合わせて選び直す方がよいケースもあります。
赴任期間別の考え方
| 赴任期間 | 考え方 |
|---|---|
| 半年〜1年程度 | 帰国後すぐ使う予定が明確なら保管も検討 |
| 1〜2年程度 | 維持費と査定額を比較して判断 |
| 3年以上 | 車の価値下落や管理負担を考え、売却も有力 |
| 帰国時期未定 | 保管コストが膨らむため、売却を検討しやすい |
この表はあくまで目安です。車の年式、走行距離、車検時期、駐車場代、家族の利用予定によって判断は変わります。
家族が使う場合は「保管」ではなく「継続使用」として考える

赴任者本人は海外へ行き、家族が国内で車を使う場合、それは単なる保管ではなく継続使用に近い状態です。
そのため、駐車場、保険、車検、税金、メンテナンス、事故時の対応などを、実際に使う家族が管理できるか確認しましょう。
もし家族があまり使わない、管理が難しい、維持費が負担になるという場合は、売却も含めて検討する価値があります。
まとめ
海外赴任中の車を保管するか売却するかは、赴任期間、帰国後の予定、維持費、保管場所、家族の利用予定によって変わります。
保管には帰国後すぐに使えるメリットがありますが、費用や管理の手間がかかります。売却には車を手放すデメリットがありますが、維持費や管理負担を減らせます。
保管と売却で迷っている方は、現在の車の査定額と、赴任中の維持費を比較してみるのがおすすめです。出国日や帰国予定がまだ確定していない場合でも、まずは相談して選択肢を整理してみましょう。


