赴任先での生活
海外でお風呂に入れないときの対処法|上海で見つけたリラックス習慣
緊張が続きやすい海外での生活は、疲労が溜まりやすいもの。各家庭でシャワーのみが主流の中国・上海では、足つぼマッサージと生薬を使った足湯が、安価で気軽なサービスとして人気を博しています。体を足元から温め、土地の知恵を借りてリラックスする習慣を紹介します。
公開日:2026年4月21日
この記事で書かれていること
海外でお風呂に入れないときの対処法|上海で見つけたリラックス習慣

海外赴任中、「お風呂に浸かれない」「疲れがなかなか取れない」と感じていませんか?
「あぁ、お風呂に浸かりたい……」
海外生活を送る日本人にとって、これは意外と切実な願いではないでしょうか。
特に中国・上海の住宅事情では、バスタブがなくシャワーのみという家も少なくありません。私が住んでいたマンションも、まさにそのタイプでした。
日本人にとって、お風呂に浸かることは単なる体を洗う行為ではなく、一日の疲れをリセットするための大切なルーティンのひとつ。
湯船に浸かった瞬間に広がるあの解放感や、「ゆるむ」「ほどける」といった感覚は格別で、疲れているときほどお風呂に入りたくなります。
海外生活は、思っている以上に緊張の連続
そもそも、海外生活は想像以上に緊張の連続です。
一歩外に出れば、言葉の壁や文化の違いに直面し、気づかないうちに体は強張っています。
この緊張は、自分を守ろうとする自然な反応ではあるのですが、張り詰めた状態が続くと、肩こりや頭痛、冷え、便秘など、体の不調として現れることもあります。
上海で見つけた“ゆるめ方”
そんな「バスタブ難民」だった私を救ってくれたのが、上海の街角でよく見かける 足疗(足ツボマッサージ) でした。
驚くのはその手軽さです。
大衆チェーン店であれば、60分70元ほど(約1400円程度)と気軽に利用できるのがありがたいところ。
そして、言葉が不安な方でも、実はそこまで心配はいりません。
「痛い(疼)」「強くして(大一点)」「弱くして(轻一点)」など、最低限の単語だけでも十分にやり取りができます。
また、衛生面が気になる場合は、最初にお店の雰囲気を見るのがおすすめです。
清潔感のある店舗かどうかをちょっと外からのぞいてみるだけでも安心感が違います。
意外とハードルが低い、利用のしかた
足疗のお店は、基本的に予約なしでの飛び込み利用が可能です。
ふらっと入って「できますか?」と聞けばOK。
もし満席の場合でも、「ちょっと待っててね」と言われることが多く、回転も早いのでそこまで長く待つことはありません。
事前に調べたい場合は、中国のアプリ「大众点评(ダージョン ディエンピン)」などを使うと便利です。
近くのお店や価格帯、口コミなども簡単に確認できるので、初めての方でも安心して選ぶことができます。
足元から広がる温かさにホッとひと息
足疗では、まず足を温める足湯(泡脚)から始まります。
その中でも印象的だったのが、生姜を入れた 姜水泡脚(生姜足湯) でした。
大きな桶のお湯に、生姜のすりおろしがたっぷり入った足湯。
そこに足を浸していると、足先からじんわりと温かくなり、やがて体の芯までポカポカしてくるのがわかります。
バスタブに浸かっているわけではないのに、軽く汗ばむような温まり方と、深いリラックス感。
足元を温めるだけで、ここまで体がゆるむのかと驚きました。
その土地の知恵を借りる
もし、いま緊張の中で生活していて、体のこわばりを感じているなら、お風呂に浸かれなくても、その土地で手に入る生姜やハーブの力を借りて、「足元から整えること」から始めてみてはいかがでしょうか?
◾️Mika(セルフケアなび運営スタッフ)
駐在1カ国目のシンガポールでアーユルヴェーダに出会う。
その体験をきっかけに、アーユルヴェーダセラピスト・ヨガインストラクターとして活動をスタート。
その後、上海、日本を経て、現在はアメリカ・カリフォルニア在住。
自身の海外赴任帯同の経験を軸に、セルフケアからファミリーケアへと視点を広げながら発信している。
セルフケアなびは、
「海外生活をセルフケアでもっと楽しむ」 をモットーに、海外生活の土台となる心と身体を整えるセルフケアコミュニティです。
海外生活の中で揺らぎやすい心と身体を整えるヒントを、イベントや講座を通してお届けしています。
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