赴任先での生活や文化

海外生活での安全対策と危機管理

海外へ渡航あるいは滞在する日本人が増えるとともに、事件・事故に巻き込まれる方も少なくありません。海外赴任で長期の滞在となれば、注意する点もまた増えてきます。安全に海外での生活をおくるためにも、事前に情報を収集し対策をしておきましょう。

「自分の身は自分で守る」=セルフディフェンス

「自分の身は自分で守る」=セルフディフェンス

海外生活では「自分の身は自分で守る」=セルフディフェンスという基本姿勢が大切です。
情報や知識がなかったために、現地でトラブルを起こしてしまう、巻き込まれる、ということは避けたいものです。必ず、赴任地のことをよく調べておきましょう。どのような習慣・文化であるかを知り、尊重することも大切です。なにげない生活習慣の違いが、トラブルに発展する可能性もあります。心を引き締めて、安全対策をしておきましょう。

個人でできるセルフディフェンス

●赴任地を知る
赴任地について、十分に調べておきましょう。言葉、文化、習慣、歴史のほか、最近の治安情勢も調べましょう。その際、外務省の「海外安全ホームページ」が役立ちます。最新の安全情報のほか、発生している事故や事件、病院・警察・在外公館などの緊急連絡先、などが掲載されています。
海外赴任者の場合、特に「海外生活」のページをよく確認しましょう。各種届け出・手続きや、各国の医療情報、安全の手引きなど、現地に生活する時に確認しておきたい情報が、WEBページやPDFパンフレットでまとめられています。
外務省「海外安全ホームページ」
外務省「海外安全ホームページ 海外生活」

また「たびレジ」に登録すると、現地の領事館が発出する最新の情報をメールで受け取ることができます。登録は無料です。同様の情報は現地に到着後「在留届」を提出することでも受信できます。
外務省「たびレジ」

●海外で気をつけたい基礎知識の習得
海外で邦人が、どのようなトラブルに巻き込まれているかを知っておくことも安全対策のひとつです。すりや置き引きのほか、現地の習慣を知らなかったために、トラブルを引き起こしてしまうケースもあります。外務省が、基本的な注意事項をまとめたパンフレットを発行しています。「海外安全 虎の巻」は一般的な事例をまとめたものですので、一度、読んでおくとよいでしょう。
外務省「海外安全 虎の巻」

●健康管理
長期間、緊張を保つのはなかなかのストレスになります。体調が悪い時に、被害に遭うケースもあります。日頃の健康管理も、安全対策の一環と考えましょう。

●語学力をつける
少しでも現地の言葉を知っておくことは大切です。出発前に必要最低限の言葉は是非身につけておきましょう。現地でも継続して勉強できるよう、参考書などを用意しておくこともオススメです。

●緊急連絡先リストを作る
出発前に作成しておきましょう。勤務先、学校のほか、在外公館、病院、警察、契約している保険会社やクレジットカード会社、航空会社などが挙げられます。国際電話の使い方も確認しましょう。

危機管理サービス・医療アシスタンスサービスを利用する

民間の「危機管理サービス」もあります。各社で独自に世界の安全情報を集めて配信しています。また、緊急事態の対策コンサルティングや渡航前の安全セミナーなども行っています。
同時に知っておきたいのが「医療アシスタンスサービス」です。こちらは、救急のときに病院の手配をしたり、滞在国に最適な医療機関がないときは、他国まで医療搬送を手配するサービスです。最近では「危機管理サービス」と「医療アシスタンスサービス」を組み合わせたサービスもあります。
主に企業向けのサービスなので、勤務先の担当者に問い合わせてみましょう。

安全対策・危機管理サービス提供企業

安全サポート株式会社(SSI)
「海外安全サポートプログラム」

・企業の海外危機管理に必要な全ての業務をワンストップでご提供
・平時の予防から緊急事態対応まで、24時間体制で企業を丸ごと支援

【海外危機管理サポート】
企業の海外危機管理体制を総合的に支援するプログラムです。
◇平時(予防・準備):海外安全情報の配信、Eラーニング、各種マニュアルの作成支援、緊急退避計画の策定など
◇有事(緊急対応):24時間365日・日本語/英語対応の緊急連絡受付窓口(安全サポートデスク)を設置
◇セキュリティ・医療両面で、国外退避、誘拐・脅迫、医療搬送、キャッシュレス手配などの専門サービスを手配・支援します。

詳細を見る

安全サポート(SSI)は、緊急事態が起きた時だけでなく、平時の予防教育や対応計画、危機管理体制のマネジメントに至るまで、企業が行うべき課題を丁寧に支援し、実効性の高い危機管理体制の構築を実現します。

提供サービス 【海外安全サポートプログラム】
・海外安全情報の配信、お問い合わせ対応
・海外危機管理マニュアル、緊急退避計画の作成支援
・24時間365日 緊急連絡受付(セキュリティ・医療)
・各種専門サービスの手配(医療搬送、国外退避、誘拐対応等)
・海外赴任者・出張者向け安全講習、Eラーニング
・海外旅行保険(損害保険代理店)
地域(海外) 全世界対応。セキュリティ、医療アシスタンス、通訳等、グローバル規模でサービス提供
企業・団体名 安全サポート株式会社(SSI)

一般社団法人 海外邦人安全協会

当協会は日本企業・個人の海外活動に際し、テロ・事故・事件などの緊急事態への対応・危機管理情報の提供を専門に行っています。

当協会は皆様に、海外での安全に役立つ情報の提供や助言を行うとともに、定期的な講演会・セミナーの開催などを行っています。また外務省と連携して、当協会社員には世界各地の海外安全情報を提供しています。

詳細を見る

HPにて海外安全のお役立ち情報、お役立ち関連リンクなどをご紹介しております。ぜひご覧下さい。
また、海外に渡航・生活する邦人や海外に進出する企業、団体等の皆様に、海外の治安情勢、安全対策等をテーマとした有識専門家による講演会やセミナーを定期的に開催しております。詳細はHPの「講演会・セミナーのご案内」をご覧下さい。

提供サービス ・海外安全お役立ち情報の提供  ・講演会・セミナーのご案内
・お役立ち関連リンクの掲載
地域(海外) 海外安全のための基礎知識、安全情報の収集、世界各国で日本人が巻き込まれたトラブル事例などについてHPで詳しくご紹介しています。
企業・団体名 一般社団法人 海外邦人安全協会

安全対策や危機管理に関するQ&A

Q1.もし事件や事故に巻き込まれたら?
自身の安全を確保しましょう。さらに在外公館に連絡しましょう。家族、勤務先などにも連絡が必要です。入院したり、盗難にあった場合には、保険請求ができるケースがあります。出発前に、手続き方法も確認しておきましょう。
Q2.現地情報をいち早く知る手段はありますか?
外務省の「たびレジ」がオススメです。
メールアドレスを登録することで、発生中の事件の速報や詳細、注意喚起のほか、デモや集会の予定などの安全情報を、メールで受け取ることができます。
現地の安全情報や緊急連絡先は、「海外安全ホームページ」で確認できます。「海外安全ホームページ」とリンクしている「海外安全アプリ」もスマホで情報を確認する際に便利です。
外務省「たびレジ」
外務省「 海外安全アプリ」 iPhone版 Android版

海外生活での安全対策や危機管理のまとめ

①「自分の身は自分で守る」=セルフディフェンスを意識しましょう
②情報収集や、緊急連絡先の作成など、出発前から準備を始めましょう
③危機管理サービスや医療アシスタンスサービスの利用も検討を

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