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引越荷物の税関手続きと関税
海外への引越荷物を赴任先へ輸送する際は、税関の手続きが必要となります。ここでは引越荷物の税関手続きと関税について解説していきます。
船荷証券の受け取りと保管
別送荷物を赴任先へ輸送する場合は、郵便小包以外の荷物は税関で通関手続きをしなければならなりません。
通常、手続きは運送業者が代行しますが、荷物の船積み完了後に船会社から必ず船荷証券を受け取り保管しておきます。
到着地税関では輸入通関の際に、荷物の全品開梱検査が原則とされています。検査は、梱包明細と相違ないか、輸入規制(禁止)品目の有無、課税対象品チェックなどが行われます。その手続きも運送業者が代行してくれます。
通関・荷物の受け取りには、パスポートと船荷証券が必要です。
持ち込み確認が必要なもの
法律や条例等により、海外への引越時には持ち出しが禁止されているものが多くあります。
また、各国共通の取扱禁止品目とは別に、一部の国・地域では情報規制や宗教、風俗等の理由から特定品目の持ち込みを許可しない場合があるので、事前の確認が必要です。
引越荷物の関税について
引越荷物は使用中の物品であることが前提で、原則的に免税扱いになります。
しかし、その中に新品が多いと到着地の税関手続きの際、関税を課せられることがあります。国や品目にもよりますが、特に電化製品は関税を課せられやすく新品を持ち込む場合は注意が必要です。
仮に到着荷物が税関で課税された場合は、税関または運送業者の代理店担当から連絡が入り、その時点で支払います。税額は国や品目によって異なりますが、一般的に新品価格にもとづき税関担当官の直接判断で税額が決まる「賦課課税方式」が採られています。
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