海外滞在中の子供の教育

海外赴任に家族で同行!妻にも子どもにも一生の財産ができました

海外赴任に選ばれると、突然生活が変わることになります。英語が話せないと、現地での生活がつらいのではないかと不安な気持ちになってしまうことも。しかし、実は海外赴任に帯同することには多くのメリットがあるのです。今回は海外赴任に帯同し、積極的に生活を楽しむTさん家族のインタビューを紹介します。海外赴任を予定している方は、現地での生活をイメージする際の参考にしてください。

 

多様性あふれる現地校での素晴らしい経験

A.Tさん : 帯同家族
赴任地(1カ国)/オーストラリア ・ シドニー(2017年3月〜2019年3月)
ご家族4人 長男 : 小学3年生、 次男 : 年中(着任時)

夫の赴任が決まると、駐在員が多い会社ではなかったため、現地の情報収集が難しく、初めての海外生活に気持ちばかりが焦っていました。そんな矢先、シドニー駐在を終えたばかりの夫の先輩ご夫妻とお会いする機会に恵まれました。奥様から居住エリアや最新の学校情報を色々と教えていただいたおかげで、息子たちの学校や幼稚園の転入の流れを掴むことができました。

渡航前は、赴任期間が4年以上の予定だったので、日本人学校を考えていましたが、先輩奥様から「現地校を体験しないなんてもったいない!」とアドバイスされたこともあり、息子の可能性を信じて、急遽現地のパブリックスクールへ路線変更したのです。

学校見学で一安心

オーストラリアは、居住エリアによって学区が厳しく決められています。そのため、治安が良く、子どもが通いやすい学校のある場所に住居を構えました。息子が通った小学校は新設校のため、近代的なデザインやiPadを使った最新の学習システムにも目を奪われましたが、それ以上に校長先生や担任の先生方が素晴らしくて……。異国の地でやっていけるのかと不安でいっぱいだった私は、学校見学の帰り道、気持ちが軽くなったのを覚えています。

どら焼き作りで日本文化を紹介

どら焼き作り

言葉の壁があった息子も、親切で頼もしい友人たちに恵まれ、毎日楽しく通学できました。さまざまなバックグラウンドを持つクラスメイトがいるせいか、“英語が話せない”のは珍しいことではないと、子どもたちも理解している様でした。これこそがダイバーシティで、その様な環境で子育てができたことは大変幸せなことだと感じています。

特に思い出深いのが、転入してすぐの頃、ESLの先生が調理実習の企画でどら焼きをつくってくださったこと。クラスみんなが日本の文化や料理に関心を持てるようにという先生の配慮がありがたくて、調理実習当日は学校へお手伝いに行ったほどです(笑)。帰宅後、「友達が日本のことをもっと教えてと言ってきたんだよ!」と嬉しそうに話す息子の顔は、今でも忘れられません。

積極的な交流で充実した海外赴任生活に

わが家は現地の生活に慣れること、英語を楽しく学ぶことを優先していたので、補習校に通うことは考えておらず、代わりに日本で続けていた水泳と剣道に通うことにしました。

子どもの習い事から広がるコミュニティ

子どもの習い事

日本の武道でもある剣道を、オーストラリア人の先生から英語で習うという不思議さもありましたが(笑)日本人の子どもも多く、先生の日本人の奥様が日本語と英語の両方で話してくださることで、英語漬けの環境にいた息子たちも程よい息抜きになったようです。

私自身も、子どもたちの習い事を通して現地で暮らす日本人のご家族と知り合うことができました。中には長年シドニーに住んでいる方もいらっしゃって。色々な情報を教わったり、小さなことでも相談に乗ってくれたりと大変助かりました。もちろん、長男の小学校や次男のdaycareで知り合ったオーストラリア人の友人たちもとても親切で、まるで長年の親友のようにいつも私たち家族を支えてくれました。オーストラリアでの友人たちとの素晴らしい絆は、子どもたちがいたからこそできた一生の財産なので、子どもたちに感謝ですね。


英語のブラッシュアップで多くの人と交流

人と交流

子どもたちに負けないよう、私自身も語学学校に通い英語をブラッシュアップ。毎日9時~15時まで、10代、20代の留学生たちと一緒に勉強しました。この歳で語学にチャレンジするのは大変でしたが、さまざまなバックグラウンドを持つ若い生徒さんからは大きな刺激を受けましたし、英語のブラッシュアップにより現地生活がスムーズになったことは、私自身の大きな自信にも繋がりました。

帰国から4年以上たちますが、その友人たちとは今でも交流が続いています。この駐在で実感したことは、受け身ではなく積極的に、そして新しいことに挑戦することで楽しさが倍増するということ。ぜひ現地でしか体験できないことを味わうことをお勧めします。


渡航前の予防接種と接種証明予防接種

子どもが8歳と4歳での渡航だったため、かかりつけの小児科の先生に相談し、その地域で必要な予防接種を渡航前にすべて日本で接種しました。オーストラリアの小学校や幼稚園では、英語の接種記録がないと入学や入園ができないこともあるので、渡航前にかかりつけ医に英語の予防接種証明書を作成してもらい、渡航後に現地の GP(ホームドクター)に相談するのがお勧めです。

※こちらは、2023年12月1日発行の「海外赴任ガイド2024年版」を元に作成しています。紹介内容が原文と異なる場合もあります。

#インタビュー #家族 #海外赴任

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