赴任先での生活

海外赴任生活にはメリットがいっぱい!思い切って飛び込もう

海外赴任に選ばれ「英語力が足りなくて不安」「海外赴任はつらいからやめとけって聞くけど……」などと不安な気持ちになる方も多いでしょう。でも実は、思い切って飛び込んでみれば海外赴任は楽しくてメリットもいっぱいあるんです。今回は家族4人でアメリカ・イギリス・オランダに赴任した、Oさん家族の体験記をご紹介します。

家族みんなで海外生活を楽しもう

M.Oさん:帯同家族
赴任地(3カ国)/アメリカ・ニューヨーク(2005年~2012年)、イギリス・ロンドン(2014年~2020年)、
オランダ・アムステルフェーン(2023年~)
ご家族4人長女:小学4年生、次女:小学1年生(イギリス着任時)

夫は、アメリカ・シアトルで育った帰国子女だったので、結婚する時から、“子どもには、自分と同じように多様な文化に触れながら育って欲しい”というビジョンを描いていました。そのため、長女が1歳の時、アメリカ・ニューヨークへの海外赴任が決まった時も心構えができていました。


多様な人種・文化との交流

多様な人種・文化との交流

ただ私自身は、初めての海外赴任。英語もほとんどできず、何が不安かもよくわかりませんでしたが、“何とかなるだろう”と身構えずに赴きました。渡航から2年後には次女が生まれ、夫の希望通り、現地のナーサリー、エレメンタリースクールに通わせながら、のびのびと過ごしました。

小さいうちは学力云々より、“いろんな人種の方と交流して欲しい”というのが、わが家の優先事項!今でも現地の友人たちと、SNSを通じて繋がっているのを見ると、それが生きたのかなぁと感じます。生まれて間もない時期からアメリカ生活でしたが、日本人が多く住む地域で、日本語を話す機会も多かったので、自然と英語と日本語の両方に順応できたようです。

また土曜日限定のNY育英学園で、算数から日本的な行事まで、いろいろな体験をさせてもらえたことは、子どもたちが日本に戻った際もすんなり馴染めたので、ありがたかったです。

ダイバーシティを肌で感じられる現地校に入学

ダイバーシティを肌で感じられる現地校

長女が4年生、次女が1年生の時に、2回目の赴任でロンドンへ赴きました。7年もNYにいたので、英語は問題ないように思われがちですが、未就園児の子どもは忘れるのも早くて……。長女はうろ覚え、次女に至っては全く忘れていて(笑)。現地のパブリックスクールに入った当初は本人たちも大変だったと思いますが、数か月後にはすっかり話せるように。子どもの吸収力の速さは素晴らしいです。

のびのび過ごしたNYとは違い、5年以上滞在予定のロンドンでは長女が中学生になるので、学力も見据えた学校選びにフォーカスしました。イギリスの中学校は、4段階評価が公開されているのですが、入学条件には、学校と居住地の近さが有利となります。渡英して一年もたたないうちに志望する中学校のそばに引っ越しました。

思い切って引っ越したかいもあって、長女は中学校に入学することができました。通い始めた学校は、娘たち以外に日本人はおらず、親の国籍がインドやアラビックなど幅広い人種の方々が在籍していました。食堂のメニューにもハラルやベジタリアンのメニューが揃っていて、子どもたち自身も自然とダイバーシティを肌で感じられる環境だったと思います。

日本の勉強については、高校受験や中学受験を見据え、補習校ではなく、現地にある日本の進学塾に通いました。ロンドンには進学塾が3校あるので、受験を考えられているご家庭でも安心だと思います。

海外赴任生活を楽しむコツは「心配しすぎないこと」

海外赴任生活

細かなことを挙げればきりがありませんが、特に大きなトラブルもなく長い海外生活を楽しめたと思います。ただ、今回のオランダ赴任では、初めてペットを同伴することに。ペットパスポートの申請など、その手続きが思いのほか大変だったので、ペットを帯同される方は早めにリサーチされることをお勧めします。

欧米両方の駐在を経験して感じたのは、わが家にとっては、日本の感覚に近いイギリスでの暮らしが心地よかったです。特に日系の医療機関が整っていて、365日受診ができ、歯科治療まで受けられるので安心でした。

長きに渡る駐在を通して思うことは、あまり心配しすぎないこと。初めてのアメリカ赴任では、何が不安かもわからない状態でしたが、家族皆でのびのび現地の生活を楽しみました。思い悩んだり、心配するより、まずは自分自身も飛び込んでみる。身構えることなく現地を楽しむことで、日本では味わえない経験ができます。

海外お役立ち情報「イギリスの保険(NHS)について」

イギリスの保険(NHS)

赴任先での急病など、思いがけず医療機関にかかることもあるでしょう。イギリスの保険制度について解説するので、赴任予定の方は参考にしてください。

イギリスには日本と同じように、NHS(National Health Service)と呼ばれる国民皆保険制度があります。イギリスに6カ月以上滞在し、ビザの発給を受けている場合、医療費の負担なくイギリスの医療サービスを受けることができるのが特徴です。赴任地の近くでGP(ホームドクター)に登録します。日本のように患者が直接病院に行って受診することはできず、登録したGPに予約を入れて受診。GPがNHSの医療機関で受診が必要と判断すれば専門医を紹介してくれます。

※こちらは、2023年12月1日発行の「海外赴任ガイド2024年版」を元に作成しています。紹介内容が原文と異なる場合もあります。

#インタビュー #家族 #海外赴任

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