中東の件は、本当に連日状況がめまぐるしく変わる。
日々ニュースを追っていくだけで疲れる。
授業でも当然話題に上るが、散々話した後にアメリカ人が「俺らはStay awayだな、わはは」とか言っているのを聞いた時は思わずぶん殴ってやろうかと思った。
民主化とか余計なお世話なことを叫びつつ他国に長年勝手に介入しておきながら、ようは超単純化すると1. イスラエルが助かって、2. エネルギーが確保できる、という二点さえ押さえられればあとはご勝手にということでしょうか。
その"上から目線"が本当に頭にくるのだ。
別に米国人の全員がそういう考えだとは思わないが、大学院レベルの人間からこういう発言を聞くと、ちょっと椅子を投げつけたくなってしまうのも分かると思う。
大体、Facebookなんてひどいもん(素晴らしいもん)作ったのもお前らだろう!と言いたい。
Facebook/TwitterといったSNSサービスをビジネスやエンターテイメントの観点でしか考えていなかったが、そもそも人間関係・個人情報というものを餌にしているサービスである以上、この化け物達はこれからもどこまでも際限なく広がっていき、様々な既存のルールを変える力を持っている。
たとえ今後違うサービスが出てきてFacebookに置きかえったとしても、創始者の名前は世界史の教科書に載ってもいいとさえ僕は思う。
このソーシャル革命、次にどこの国・地域に飛び火するのか。
今にも崩壊寸前のEUなのか、それとも中国か。アフリカだって携帯はかなり普及している。
かつて情報が一部のトップによって制限されていたような国家は、ネット+SNSの力によって一般市民にも情報が行き渡るようになってしまった状況に慌てふためいているのだろう。
数年内に世界のどこかでまた同じようなことが起きそうだ。
まぁ日本は絶対にないですな。
石投げる前にみんなソーシャルゲームをするのに忙しいから。
しかし、このFacebook、多くの人にとっては革命的であっても、僕にとっては正直大迷惑以外の何物でもない。
今や猫も杓子もFacebookである。スタバなどでPCを開いている人の多くの人がこのブルーの画面。
「え?まじでFacebookやってないの!?」
なんてよく言われる。米国ではFacebookを更新しないなんて人間じゃないみたいな扱いである。
僕はMixiもFacebookも一応アカウントは持っているのだが、正直プライベートでの利用では全く興味がないのでほとんど開かない。Mixiに至ってはパスワードを忘れた。
たとえ親友であろうとそんなに毎日つながりたくないし、もし昔振られた彼女なんて見つけてしまったらそれこそブルーだ。
というか、何がおもしろいのかさっぱり分からない。
例えば、
「今日バスで隣に座った人の髪型が変だった~うひょ~」
こんな数十文字の本当にどうでもいい友達の書き込み(9割の書き込みはこんな感じだ)に対し、
"コメントを付けないことによって"、
「お前は人とのつながりを大切にしないつまらない奴だ」
と思われる状況を作り出してしまっている。
本当に勘弁してもらいたい。
もちろん僕みたいな人間は世の中からどんどん取り残されていくのだと思う。この情報社会において、Facebookに集まる多くの情報に触れないことは大きなマイナスであろう。
じゃTwitterはどう?というのもよく聞かれる。
こちらに対しては肯定的だ。
大変の人は返信を期待せずに勝手につぶやいているだけだし、有名人に直に意見を言える(返信が来るかどうかは別としても)というのは素晴らしいし、特に情報収集に関しては常に最前線にいたいのでこのツールはスピードという点で現存するサービス内ではどうみても最速なので(信頼性は置いておくとしても)非常に有用だ。
僕は別に見知らぬ人と一瞬でつながったりするのが嫌いとかいう人間ではない。むしろそういうことは大好きだ。
以前僕が自分のBlogである商品を取り上げたところ、製作者がその書き込みを見つけたようでお礼のTweetをしてきてくれたことがある。
おそらく以前なら一生出会えなかったであろう人と出会えるなんてこんな素晴らしいことはない。わくわくする。
BlogもTwitterも完全な双方向のサービスではない。僕のBlogを見たい人だけが見てくれればいい。何も押し付けがましいことはない。
一体誰が僕のBlogを見てくれているのかさっぱり分からないし、別にそれで構わない。
コメントは誰もが見えるようにコメント欄に書いてもらっても大歓迎だし、それが嫌だと言う人のために個人的に連絡がもらえるように別途メールアドレスも公開している。
むしろオープンな度合いでいったら、FacebookよりBlog/Twitterの方が広い。
その分、ある程度一人一人とは緩いつながりになるのだろうが。
まぁ僕は頭の固い古い人間なんだろう。。
Facebookのビジネスでの重要性は痛いほど分かっているが、プライベートでは勘弁して欲しい。
だが、やはりいずれ半強制的にFacebookはやらざるを得ない状況になるに違いない。情報収集のツールとしてだけでなく、様々な新形態のオンラインサービスがFacebookに集中しているのは間違いないからだ。
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