さて、、今日は疲れた。精神的に疲れた。
Marketingの授業で今期最後のプレゼンテーションを行ってきました。
6人チームでゴルフ最大手のCallaway Golfについて研究をしたのですが、最後の最後でチームリーダーと僕が大喧嘩。
プレゼン当日は二人とも一切口をきかず、目も合わせず無視。
今日で授業は最終日でしたが、当然挨拶もせずさようなら。
発端はパワーポイントについて。
なんでもやりたがり屋のリーダーは、とにかくプレゼンで自分が話したい、パワーポイントのスライドも自分で全部作りたい人。(チームに凄くかわいい台湾人の女の子がいるというのも問題の原因かと)
正直こういう奴が一人いるとチームがどんどん前に進んで楽だったりするので、まぁ(どうせ人の言うこと聞かないし)本人がやりたいようにやらせておけばいいやと他のチームメート4人と話していたのですが、
本番直前に完成した彼のプレゼンの概要+パワーポイントを確認したところ、これがひどい。
1. マイクロソフトの元々入っているテンプレートとクリップアートを使う奴が今どこにいる?
2. サイズ24(インチ)以下のフォントは読みにくい。
3. いい加減全部のページで箇条書きするのは止めて欲しい。スライドはノートじゃない。
4. ページの背景を作るときは会場の照明を考慮に入れないと。
まぶしい教室なんだから、白の背景にしたらぼやけて見えなくなる。
5. 聴衆の雰囲気・タイプを考慮する。
このクラスにはマーケティング専攻の生徒が大半で、明るい人が多い。教授はいつもニコニコしていてきわどい話とかもいけるほどカジュアルな人。こういう場合は、プレゼンに演出を入れ込まないとダメ。
6. You tubeを映すのに、プレゼンの最中にいちいちスライド閉じてネット開いてとかやっていたら流れを失う。スムーズさに欠ける。Shockwaveを使うとかいくらでも方法はあるはず。
などなど言い出したらきりが無いのですが、僕一人だったらまぁ勝手にぐだぐだ言っているだけなので結構ですが、他のチームメートからもこれはまずいだろという雰囲気になり、急遽僕が代替案を作ることに。
直前なのでじっくり作る時間は全く無かったのですが、彼のよりはましかなと。
この教授はレポートは一切受け取らず、プレゼンの質のみで成績を決める方針なのでプレゼンの出来は相当重要。
リサーチなどインプットの段階はチーム全体でやったのでなかなかの質になったと思いますが、それをきちんとプレゼンでアウトプットできないとなんの意味もなくなる。
しかし、当日。
他の4人のチームメートも僕の代替案のスライドで当然プレゼンするものと思い込んでいたところ、こいつ、修正もしていない自分のスライドを出してきて本番突入。
脈絡の無いスライドを作るという時点で(スピーキングを含めた)プレゼン自体の質も悪いことは見えていたし、事実その通りになっていた。
他のメンバーが相当な時間をかけてやったリサーチの30%も聴衆は理解していなかったのでは。
あーあ。
彼が全て悪いみたいな書き方を僕はしていますが、当然ながら悪いのは僕を含めた他のメンバー。
彼に任せっきりにしたのが悪かった。もっと話し合って暴走を食い止めるべきだった。
「こいつと話すのはなんとなくめんどくさい(どうせ言うこと聞かないから)」と思い、みんなで彼を避けていたのは否定できない。
彼も彼で、プレゼンぎりぎりになって「今さらうるせーよ」と思い、修正する気も起きなかったのでしょう。
全員が敗者です。
自分のチームのひどいプレゼンが終わり大学を出ると、
雪が。。
今年初。
今期は学んだことも非常に多いが、最後の最後で詰めが甘く、結果が付いてこないことが多かった。
あー寒い。
[後日談]
本日教授から成績が返ってきたのですが、大変まずいことになっています。チーム6人とも同じ成績が付いているはず。なんてこった。
最後のプレゼンが約50%の成績を占めるので、こんなことになったのはまさにあのプレゼンのせい。
なんで一人に任せっきりにしてしまったんだろうと猛省。
いつもながら、今回学んだことだけ書いて終わりにします。
最大の問題だったのは6人という大人数のチームだったことでしょうか。
大人数だと、以下のどれかが起きます。
1. 意見がぐちゃぐちゃしてまとまらない
2. 「誰かがやるだろう」と思って誰も何もやらない
3. 今回のように誰か一人がやり始めた時に「きっと他のメンバーが彼の仕事をチェックしているだろう」と放置してしまい、気づくと誰もチェックしていない→一人が暴走する
会社などある程度組織として体を成しているか、目標がはっきりしていてメンバー間で分業がしっかり出来ている場合は別にチームに何人いようが構いませんが、
ベンチャーなどゼロからアイディアを作っていく場合、5人もコアのアイディアの出し手がいると、逆に弊害が生まれるなと。
かといって、一人だとやはり質の低下は免れない。(その一人が並外れてデキる奴ならば、、というのは置いておく)
今まででうまくいったのは、3人以下のチーム。
そして能力的に足りない部分だけチーム外の専門家に委託するのがベストですね。
う~ん、実はこの話はもっともっとディープに書くことがあるのですが、今回はここらでお開き。また時間を見つけて書きます。
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