中米旅行日記 2005年12月05日分アップ。
Rio Dulce - Flores
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まだこの中米旅行日記続いています。。
あと一週間分ありますのでお付き合いください。
予告としては、これからどんどんマヤ遺跡が出てくるので少しは楽しくなると思いますが。。今年中にはなんとか書き上げたいと思います。
さて、
フローレスからのバスは長かった。
大概どこの国でも旅行会社が用意した貸切バスなど外国人旅行者用の移動手段があるものですが、
僕は旅行中はたとえ速度が遅くても基本的に現地の人が使う公共機関で移動すると決めています。
そちらの方が、その国を旅行している気分になれますし、現地の方々の生活をより近くで見れますので。
でも、そういうものって超満員なことが多い。
また、旅行者が乗ることが珍しいのか、よく話しかけられます。
車内は満員ですので人々の顔が目の前にあったり、四方八方を囲まれ次々と質問攻めにされたりします。
寝過ごしたり、荷物を取られたりといった危険性も大いにあるので、疲れていてもあまり眠れません。
超満員バスで思い出したのですが、
6年前に行ったパキスタンのカラチでは、あまりにバスが満席で、”外に乗る”羽目になったことがあります。
その時自分が乗っていたバスの写真が出てきたので載せます。
バスの外側後方部に一人乗っている(しがみついている)人が見えると思いますが、僕は彼の隣で同じようにしがみついて乗っていました。
カラチは何度も過去に爆破テロがあったように非常に治安の悪い町なのですが、
夜にぶらぶらと一人で街中を歩いていたらどうも誰かに後ろを付いてこられている気配がして危険を感じ、ついつい目の前に来たバスに飛び乗ってしまったのです。
そのバスがどこに向かうのかも分かっていなかったと思いますし、ひとまず背後の怪しい人から逃れられればいいかな、くらいしか考えていなかったと思います。
当然、バスの外にしがみついて乗ることなど人生でこれが初めてのことでしたが、人間いざとなったらパッと出来てしまうものなんですよね。
とそこまでは良かったのですが、バスはそれなりの速度で市街地を走ります(運転が荒い!)。
特にカーブが怖い。
遠心力が体に激しくかかって、それこそ振り落とされそうになります。
また、それなりの重さのバックパックを背負っていたので、両手にかかる負担といったら相当なものがあります。
当然バスの周りには多くの乗用車が走っているので、落ちたりでもしたら轢かれてしまいます。
必死になって両手でしがみついていたのを覚えています。
そういえば、バス代は払わなかった気が。。
というか、こんなのでは誰に払えばいいのかも分かりませんが。
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