日本では、ピヤノ・そろばん・お習字等の習い事の一つになっているバレエ。先日ローザンヌコンクールで日本人が優勝してから、その人気もさらに上昇中で、東京インターハイスクールも多くのバレエ生を応援しています。バレエは元々、ルネッサンス時代にイタリアで誕生した踊りだが、ロシアにもたらされて以来、ロシアもバレエの本場国の仲間に入り、世界的な有名な「眠りの美女」「白鳥の湖」「くるみ割り人形」等は、1918年までロシアの首都として栄え、18世紀にピュートル大帝が後進国ロシアの近代国家を進める為にヨーロッパへの窓口になり、数々のロシア文学と芸術家を育てたサンクトぺテルブルクの街で生まれた。19世紀にフランスから招かれたバレリーナのぺチパにより、西欧とは異なるロシア独自の舞踊技法が確立され、20世紀に入り、ディアギレフ率いるロシアバレエ団が活躍して、西欧バレエに強いインパクトを与えてきています。近年では、サンクトぺテルブルクを代表する劇場の一つ、マリインスキー劇場では、ロシア有名バレエ団であるレニングラードバレエ団により、日本と昔話「かぐや姫」等をモチーフにした踊りも取り入れられている今日この頃です。
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