数が多いほど 便利と思っていませんか?
自分らしい暮らしづくりをお手伝い、
片づけコンサルタントの吉川絵美子
です。
年末に向けて 100日お片づけに挑戦中。
毎週土曜日に その週のお片づけの様子をアップしています。
今週は 文房具の入っている引き出しを整理してみました。
ストック品や 時々しか使わない文房具を
いれてあるダイニングテーブル横の引き出しです。
無駄なものは入っていないはずなのですが
実は ちょっと気になるものが ありました。
それは こちら。
30センチの物差しが なぜか 3本
30センチ定規は 時々使います。
主に 大学ノートに線を引くときです。
私の場合は 英語の勉強用のノートや
家計簿の欄を作るのに 使っています。
出しておくのは 邪魔なので
引き出しの手前の方の隙間に 差し込むように立ててます。
わかりにくいですが こんな風に。
これが本当の隙間収納(笑)
でも このように立てておくと 場所をとらないし
引き出しを少しだけ開けて 手を滑り込ませると
すぐに 取り出せて 便利なんです
しかし この狭い 隙間に 3本も定規が入っていると
邪魔
そもそも 今の生活に 30センチ定規が3本もいるのか
検証してみました。
まず 一番 気に入っていて よく使うもの。
プレーン&シンプルな 透明の定規。
うっすらと 「さくら銀行」と書いてあり
いったい 何年使っているのかと 恐ろしくなりますが
(20年以上は使ってますね・・・苦笑)
これを 超える名品には 出会っていません。
使いやすい、線が引きやすい、メモリが見やすい
太さも 素材も 私にとっては 完璧です。
では あとの2本は?
実は 最初の1本にくらべて あまり使っていません。
使う時に この子たちが出てきても
一番の子に 持ち替えるぐらい。
この子は アメリカで暮らしていた頃に買ったもの。
インチの表示が必要だったので 買いました。
でも 日本じゃ使わない~
両方に インチとセンチがあるのでは
使うたびに 紛らわしくて ストレス~
こちらは デザイン用に 買わされた記憶があります。
格子目がはいっているので
直角に線を引きたいときなどに便利なのですが
普段 そこまで緻密な作業をしていないので
出番はなし。
こちらは 「さくら銀行」定規にはない機能があるし
確かに 直角が必要で 過去何度か使ったことはあるので
文房具ではなく 工作道具として
別の場所で管理することにしました。
2番目のインチ定規は お別れです。
(アメリカでお別れしてくれば よかった)
文房具って ストックはいくら持っててもいいと
思いがちです。
でも 文房具こそ 使い勝手が命。
何本持っていても 使うものは一つ。
たくさん持っていたからといって
便利にも 豊かにもなりません。
お気に入りを 大事に使う事の方が
気持ちいい
ちなみに 久々に「さくら銀行」のことを調べてみたら
1992年に誕生。
この定規は 「さくら銀行」という名称を宣伝するために
合併当初 配られていた記念品なので
私が手に入れたのも 92年ごろのはず。
2017-1992= 25年
モノを捨てたり 手放したりする記事を書いていますが
本当に 気に入って大事にしているものも
たくさんあります。(たとえそれが粗品でも)
自分にとって 必要のないものを排除していくと
自分にとって 大事なものだけが残っていく。
さくら銀行は とっくになくなりましたが(2001年解消)
この定規は これからも大事に使っていきたいと思います。