部屋が狭いのか モノが多いのか?
自分らしい暮らしづくりをお手伝い、
片づけコンサルタントの吉川絵美子
です。
毎週土曜日に
【MyStory】 私とお片づけ というシリーズで
自分のことを書いています。
これまでの記事
⑪私の汚部屋時代(4) ⇐ 今 ココ
片づけ好きの私が
人生で一度だけ 汚部屋暮らしをしていた時代の話。
今日は なぜ 汚部屋になったか、
その原因の続き です。
当たり前ですが・・・・
③荷物が多すぎた
そもそも部屋が段ボールだらけだったのは
大阪で 広いマンションに住みかえてしまい、
川崎のアパートに入りきらない荷物があったからでした。
転勤前に住んでいたのは 広めの2K。(8畳+6畳+キッチン)
それぞれの部屋に 収納もたっぷりありました。
川崎のアパートは 6畳の1K。収納は小さなクローゼットだけ。
だいぶん 荷物を減らしてきたつもりでしたが、
どう考えても 1Kの部屋には多すぎる量でした。
また、家具などを捨てて来たために
モノを収納する場所がなかったので
段ボールのまま 積み上げていました。
すると 床面積は狭くなるし
段ボールって 人の心をむしばんでいくと思うのですよ。
だんだん 段ボールの上に
荷物や 脱いだ服を置く様になり
部屋全体が荒れて行きました。
だから 私はお客様にも 「強調」 します。
どんなに片づけ上手でも
部屋の広さに対して 多すぎる荷物は
やっぱり 片づけられないのです。
しんどいのです。
また 適材適所に収納家具がないと
何をどう工夫しても 片付きません。
モノを入れる場所がないわけですから。
(だからといって 家具をやたらに買い足すのも
おすすめしませんが)
もっと思い切ってモノを減らせばよかったのですが、
段ボールを開ける気力がなかったのと、
モノを減らすことを真剣に考えていませんでした。
減らさなくっても
何とか片づくだろうと思っていたのかもしれませんし
もっと工夫すればいいと考え
片づかない原因は モノの量とは思っていなかったのです。
「物が多いのではなく、部屋が狭いのだ」
・・・・まさに 「片付かない人」の思考になっていました。
しかし 今ならわかりますが
あの状態では モノを減らさないと 絶対に片付きません。
どう考えても 健康的に暮らせる量ではなかった。
みなさんの中には 部屋にあふれる荷物を見て、
自分が片づけが下手だから、収納が少ないから、
部屋が狭いからと思っていませんか?
自分の身長に対する適正体重があるように
部屋の広さに対しても 適正な物の量が決まっています。
自分のこの経験からも、
「適量」は 大事だと つくづく感じます。
次回が最終回?
来週も よかったらお付き合いください。
いつも応援ありがとうございます