注目される個別指導型インターネットハイスクール



グローバル情報化社会の新しい高校

高速インターネット回線と多様なネットサービスの普及により、通信制高校の在り方が大きく変化している。従来の通信制高校のイメージは「学校に行けない生徒が利用する高等教育」だが、海外生や帰国生も含めて家族のライフスタイルや生徒の価値観の多様化(例:受験に集中して勉強したい、専門分野を中心に学びたい、交流やイベントは学校外で、etc.)によって全日制の学校に通学していない生徒数は増加傾向にあり約20万人に達している。

世界中どこに在住しても日本語で学び、国内外の大学への進学を準備するための選択肢として新しいスタイルのインターネット通信制高校事情を紹介する。また逆カルチャーショックで日本の全日制高校に馴染めない帰国生にも制約が少なく、自由度が高いインターネット通信制高校は魅力的である。

1980~90年代を通して、通信制でありながら通学施設を設置し 「常に通学できる」という通信制高校が多く設立された。2000年以降インターネットの普及と伴に、下記の特徴を持つ新しいスタイルの通信制高校が設立されている。

1.従来型の通信制高校

国内の学校教育法に基づいた通信制高等学校:インターネットを活用することで登校義務を軽減
従来のレポート郵送型の通信制高等学校では一斉授業が年20日間ほど義務化されていた。しかしインターネットが普及した今、レポート郵送型の通信制高等学校においても登校義務が部分的に免除されるようになった。

2.個別指導型の通信制高校

国内の学校教育法に基づいた通信制高等学校:インターネットを活用して登校義務を軽減、定期テストを廃止、担任が個別指導
通信制高等学校で単位を取得するためには登校義務以外に、「所定のレポートの提出」「定期テストの受験」が必須だった。
2004年以降、 定期テストを廃止し、 生徒が決めた学習成果物の提出で成績評価をする 「自己評価制度」 を取り入れた通信制高等学校が設置され、 それらの学校では担任がインターネットを活用して個別指導している。 担任が 「傾聴」「承認」「動機付け」 の指導プロセスを通して生徒の自学力の向上を目指している。

3.アメリカ型の通信制高校

アメリカの学習指導要領に基づく通信制高校:登校義務無し、担任学習コーチによる個別指導、自由研究によるレポート提出、国内大学に進学するコース、海外大学に留学するコースを設置、日本語でも英語でも学習が可能で、生徒が学習したいプロジェクトを通して学ぶ「Project Based Learning」を実践している。
インターネットを利用して学習コーチング資格を持つ担任の学習コーチが個別指導する家庭教師スタイルの通信制高校である。アメリカで開発された学習コーチングメソッドを通して生徒の学習力と自立力の向上を図る「ホームスクール」のコンセプトをベースにしている。世界中どこからでも、いつでも入学、編入、卒業できるので海外生や帰国生の選択肢に入る学校である。
また海外生や帰国生に魅力的な進学コースを設置している学校では、東京の大手英語塾と提携してSAT、TOEFL、TOEIC対策講座を卒業科目に設置している。生徒が学習カリキュラムを自分の学習プロジェクトとして自由に設定できるので、自分の興味分野(例:ボランティア活動、ダンス、アートデザインetc.)を履修科目にして卒業することができる。
日本語能力検定、漢字検定、高卒認定、色彩検定など資格試験も卒業単位科目として認めている。海外校の単位を振り替えるので、最短6ヶ月で卒業することもできる。

卒業と進路

通信制高校の利点は毎日登校する必要がないので在籍者自身の時間を自由に活用することができることである。難関大学を志望しているが現籍校では受験対策ができない生徒、スポーツや芸能などの専門分野でプロを目指す生徒、普通の学校のスタイルではなくプロジェクト型の学習をしたい生徒、働きながら学習する生徒など多様なケースに対応できる。
通信制高校は広域通信制課程単位制で文部科学省が定めている計74単位を履修しなければならない。難関大学受験生や専門分野生の中には通信制高校に在籍して、別途自分の目的に応じて進学塾やサポート校で学習するケースが増えている。

アメリカ型の通信制高校の中には州政府の学習指導要領に基づき最低20単位履修すれば高校卒業資格が取得できる高校もある。生徒個人の学習カリキュラムを目標に応じて自由に設定できるので、帰国して直ぐに国内外の大学への進学を準備したい帰国生は、TOEFLやTOEICなどの英語資格試験対策を履修科目にして受験勉強そのものを学習プロジェクトとして卒業単位にすることができる。

アメリカ型通信制高校を卒業すれば海外の大学は勿論だが、殆どの国内私立大学を受験する資格が認められている。近年多くの私立大学がAO入試・自己推薦入試制度を採用して受験生の学力と共に経歴や資質を重視する傾向がある。
海外生や帰国生が主に英語力をアピールしてAO入試や帰国生枠入試に臨む場合はTOEFLやTOEICのスコアが重要になる。国公立大学を志望する生徒は日本の高校卒業程度認定試験を利用して受験準備ができる。

学校選びのポイント

インターネットが普及した結果、新しいスタイルのインターネット型通信制高校では登校義務が軽減されると共に多様なネットサービスを利用して担任が生徒を個別指導する学習環境を提供している。

学校例:

アメリカ型の通信制高校は登校義務が無い。また生徒が自由に学習科目を決めることができるので、生徒が求める学習計画を設定できる。
例えば2000年創立の米国ワシントン州私立高校の日本校(東京渋谷)東京インターハイスクールでは進学に力を入れている。東京の大手英語塾と提携してSAT、TOEFL、TOEIC英語講座など進学や留学に必須の英語資格を卒業科目に設置している。英語力で国内外の大学を目指す海外生や帰国生には魅力的な学校である。受験小論文の学習なども卒業単位になる。
また2005年から実施されている日本の高等学校卒業程度認定試験の対策コースを卒業単位科目として設置しているので日米両方の資格を目指すこともできる。

学校例:

インターネットハイスクール

名称・問い合わせ先 内 容
東京インターハイスクール
(インターナショナル通信制高校)

〒141-0001
東京都品川区北品川5-12-4
山泉ビル 3F
TEL03-5423-9636
FAX03-5423-2813

E-mail:info@inter-highschool.ne.jp
創立2000年の東京インターハイスクールは、主に英語力で国内外の大学に進学を検討している海外生と帰国生のために大手進学英語塾トフルゼミナールのTOEFLやTOEIC対策講座を卒業科目に設置している。
英語に加えて受験小論文対策など全ての受験準備が卒業に向けた科目にな
る。世界中から入学して卒業できるので、海外生と帰国生を積極的に受け入れている。 米国で開発された学習コーチングメソッドを活用して担任の学習コーチが日本語又は英語で個別指導する「インターナショナル通信制高校」である。卒業するとワシントン州の高卒資格を取得する。
また日本の高卒認定コースを選べば日本の高卒認定資格も同時に目指せる。生徒が自由に科目設定できるので日本語能力検定、漢字検定など各種資格も卒業科目にできる。
早稲田、慶応、上智、ロンドン大学、バークリー音楽大学などに進学する卒業生を輩出している。芸術、スポーツ、芸能界で活躍する生徒も多い。
京都美山高等学校
京都事務所


〒602-0922
京都市上京具西洞院通
一条下ル讃洲寺町237
フリーダイヤル:0120-561-380

TEL:075-441-3401
FAX:075-441-3402
京都三山高等学校インターネット通信制は、日本で初めて本格的にインターネット教育システムを導入した、普通科の単位制・通信制高校です。
本校の授業は、インターネットを利用した在宅学習です。従来の通信制の教育では、郵便でのレポートのやり取りなど一方向のスタイルが一般的でしたが、多様なコミュニケーションツールを利用することで、バーチャルな教室を実現しています。
PCを使用した「リアルタイムのライブ中継授業」、いつでも自分の好きな時間に学習できる「ビデオ学習」、そして年5回程度のスクーリングを受講することによって単位が認定されます。
京都美山高校ではスクーリングのさらなる充実・発展を目指し、「年5回程度のスクーリング」という形態をとっています。本校はインターネット通信制のパイオニアとして複数のメディアを使用した授業を行うことによりスクーリング日数の大幅な軽減が可能となっています。
NHK学園高等学校

〒186-8001
東京都国立市富士見台2-36-2
NHK 学園高等学校海外生係
TEL:042-573-8111
FAX:042-572-3332

高等学校海外eコース専用
E-mail:koko@n-gaku.jp
〔高等学校海外eコース〕
海外在住のまま日本の高等学校の単位を修得する。
インターネットでリポートを送信、添削指導。授業の替わりとなる「NHK高校講座」の番組もインターネットを通して視聴。担当教員とインターネットによる学習指導を受ける。
必要なスクーリング・試験を一時帰国して受け単位修得。スクーリングのための帰国は年間最少1回で4日間。
海外に在住しながら、3年間で日本の高等学校卒業資格が取得できる。
※詳細はお問い合わせ下さい。
〔海外特科コース〕
日本の高校生と同等の基礎学力を身につけたい方対象。
帰国後の新入学・転編入学に備えて、日本の高校の教科を学習。単位の修得はないのでスクーリング帰国は不要。国・数・英等、主教科22科目から自由に選択。リポートを郵送し添削指導。
修了後、リポートと年2回の試験の成績に基く「成績評価表」で学習の成果を確認できる。
明蓬館高等学校
品川キャンパス


〒141-0001
東京都品川区北品川5-12-4
山泉ビル 3F
フリーダイヤル:0120-958-719

E-mail:info@at-mhk.jp
明蓬館高等学校は、担任の先生がインターネットを利用して生徒を個別指導して学習を進める単位制・通信制の日本の高等学校である。
特徴は、24時間いつでもどこでもインターネットで学習(ネット配信授業・レポート送信)できる、年間スクーリング義務は4日、定期テストがなく成果物で単位が取得できることなど。
本校福岡県川崎町の自然を利用してグリーン・ツーリズムをテーマにした体験学習「野菜ソムリエ学習」「農業体験学習」「自然環境体験学習」など日本の将来のテーマを見据えた学習内容と環境を提供している。
担任の先生が親身な個別指導を通して生徒のペースで学習指導をするので、生徒は自分に合った学習を担任と一緒に進めることができる。日本語能力や学力に不安があっても中学校の課程を復習する科目もあるので、マイペースで科目履修して卒業できる。
もちろん、世界中どこからでも入学・卒業できる高等学校である。

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