不定期とはいうものの、2日と空けず行われている楽友協会のガイドツアーに行ってきました。
ガイドは英語とドイツ語しかありませんが、ツアーへの参加方法は簡単。
まず楽友協会の日本語サイトを開き、
→参加希望日を一覧表から選びクリック
→自分のメールアドレスなどを入力
→クレジットカードで決済
→学友教会から送られてくる確認メールをプリントアウトし持参して、チケットを発行してもらう。
さて、ガイドツアーはシューベルトとベートーベンの顔の彫刻がある広間から始まります。この広間にショップがあり、カレンダーやスカーフを買うことができます。この学友協会の建物は1870年にギリシャで建築の勉強をしたハンゼンという彫刻家によって作られました。学友教会がギリシャルネッサンス様式なのは、ハンゼンがギリシャ建築の影響を強く受けているからです。
この広間は20世紀に入り一度作り直されています。
19世紀の間は、人々は馬車で好きな時間に演奏を聞きに来て、好きなときに帰るというスタイルでした。しかし20世紀に入り演奏時間に合わせて来場し、演奏途中は退場できないという現在のルールに変わりました。それにあわせ、大人数を一度に収容できる広間が必要になったというわけです。(現在、立見席だとオーケストラが移動するタイミングにそっと会場を抜け出すことができます。ドアは2重ドアになっているので、外の音が中にもれることはありません)
ここでガイドさんから耳寄りなお話です。
このガイドツアーに参加すると、普段は撮影禁止になっている場所での撮影することができます。ベートーベンの立像も撮影可です。以前、楽友協会では演奏中の録音やフラッシュ撮影が許されていた、という話を聞きましたが、私が聞きに言った演奏では写真撮影するひとは誰もいませんでした。ルールが変わったのかもしれませんね。
明日はゴールデン広間のガイドツアーの様子を書きます。
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