前回は参考書を選ぶポイントを紹介しましたね。
今回は『教材の使い方』を紹介します。
どんなに素晴らしい教材も効果的に使用しなければ意味がありません。
単語集や会話表現集など色々な教材がありますが、基本は同じ。
子どもが母国語を学ぶ過程を思い出してみて下さい。
有名な言語学者の説ですね。
① 赤ちゃんはお母さんや周りの人から沢山の言葉を聞きます。まだ喋ったりしませんね。
② 2,3才位から少しずつ音を真似したり、単語レベルで話し始めます。
③ 絵本などから文字を読み始めます。
④ 小学校に入る前位から、読める文字を書き始めます。
この言語を習得する時の自然な順序で教材を使ってみてください。
① 文字を見ないで沢山聞く。
(リスニング)
②音を真似しながら、声に出してみる。
(シャドーイング、スピーキング)
③ここでやっとテキスト。文字を確認。
(リーディング)
④ノートに書き取る。似たような文を書く。
(ディクテーション、ライティング)
騙されたと思って1ヶ月トライしてみて下さい。
(レベルによっては④省略)
おまけ:どのタイミングで意味を確認するのがいいでしょう?