マーケティングの肝は一言で言うと、「お客様への価値の提供の対価として利益をあげる」
ことです。 お客様がこうしてほしい、このようなこと、モノがほしいという新しい価値を生み出し、提供
することで売上につなげることが出来ます。
たとえば、指圧を受けに行く人は、肩こり、腰痛などの症状を治してもらいたいためにサービスを受けるので、
押してもらうことそのものが目的ではありません。 ゴルフクラブを買う人は、鉄の棒がほしいのではなく、ゴルフのスコアを少しでもあげたいのが目的でしょう。タクシーに乗る人は車に乗って移動をしたいのではなく、すこしでも早く目的に着きたいのでしょう。
お客様がこうしたい、と思う願望を適えるサービスを提供することで、利益を上げることが出来るのです。
お客様へ価値を提供して利益を上げるのは、なにも自社だけではありません。同じサービスを行っている会社はきっとたくさんあることでしょう。 そこで、競合他社よりも比較的高い価値を提供できればより売上を上げることが出来るでしょう。 そのためには、自社にはあって他社にはないもの、他社よりも自社が勝っているものは何か、ということをきちんと分析、把握して、それをお客様に認知してもらう必要があります。 もし差別化が難しい場合は、手頃感を感じさせ、流行に乗り(使い古されたものではない)、かつ親和性(まさにほしいサービスを提供)があればよいでしょう。
もちろんその際には、誰にでも広く一般に認知活動をすることが大事ですが、物理的、コスト的にそれが不可能なため、自社のサービスの強みを把握して、その価値を認めてくれるお客様はどこにいるのか?自社のサービスの価値を理解してくれるお客様を探すことが重要になってくるでしょう。 今までに自社のサービスを利用してくれたのはどのような顧客層か、また、今後どのような顧客層に自社のサービスを受け入れてくれるのか。 このことをきちんと分析、仕分けをすることが大事になります。
これをしないで広く浅くお客様を受け入れてしまうと、コストがかさみ、結局どれも中途半端になってしまいがちです。
うどん、そば、ステーキなど、何でも食べることが出来るファミレスか、100年の伝統を持つ老舗のそば屋との違いといえば分かりやすいかも知れません。
以上のことを具体的に実践してゆく切り口が、4pとなります。 ここでいう4pとは、
Product(製品):売り物の商品・サービス
Price(価格):値段・価格体系
Promotion(販促):広告などを含む広い意味での売り方です
Placement(流通):販路
のことです。
まとめると、
お客様が求めている価値は何かを考え、その価値を提供する際に他社よりも優れている点は何かを吟味、
その差別化ポイントを評価してくれる顧客層を把握した上で、具体的に4Pで差別化する、
ということになります。
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