今回のお話は、『組織の体制は上司から?部下から?』というテーマです。
先日の経営会議にて―。
どんな会社にもそれぞれ社風というものがあり、その組織体制から良いとか悪いとかという判断基準では
収まりきらないColorがあると思います。
その中で規模が小さい会社であればあるほど、やはりトップのColorが出やすいと思うし、
実際に現場を動かすのがトップではなく、そのブレーンとして動いている人がいる場合はその人の
Colorが出たりもします。
もちろんこれは一般的な見方であって、だから、経営者や幹部というのは自分の発言や振る舞い一つ一つに
責任を持っていく必要があるというのは言うまでもありませんが、一方で私は現場で働く部下達もまた
組織体制を良い方向へ形作っていく上で、とても責任ある存在であることを忘れてはいけないと思っています。
CANADAでは一部の大企業だけなのでしょうか、あまり目にする機会がありませんが、
日本の場合多くの会社が、“社章”を持っていて、スーツの左襟元に光っているのは普通の光景です。
この社章というのは、お客様への企業アピールでもありますが、やはり企業の一員であることをしっかりと自覚して行動するといった効果や意味を持ったシンボルです。
ある意味会社に縛られている?といった見方もなくはないですが、私としてはこれも一種の
会社の体制を良い方向へ確立していくためのツールであると捉えています。
このツールがあるにしろ、ないにしろ、やはり一個人であると同時に、企業に属して働いている限りは
自分はその会社を背負っているという意識は非常に大切で、自分の行動や発言は時として
自分だけでなくその会社に大きな影響を与えるということを忘れてはいけないと思います。
特にお客様と直に対応する営業や、レセプショニストといった仕事はわかりやすいところですが、
営業マンの態度ひとつで、なんだかあの会社は仕事がしにくいと思ってしまったり、
電話対応が悪いだけで、あの会社はダメだというレッテルを貼られてしまう危険性も大いにあり得るのです。
だからこそ、会社がこうだから・・・・、上司がこうだから・・・・という発想ではなく、自分の態度・姿勢によって
会社を変えていくことができるというのも、中・小企業の面白みのひとつでもあり、そこに自分の
使命感や責務を見出すことで自らやりがいというものを持って行けるものだとも考えています。
あなたのそのメールの返事、あなたのその電話の対応、あなたのその仕事の仕方を、
お客さんは、パートナー企業は、常に見ていて、それはあなたが働いている会社のイメージそのものにもなる。
そういった自覚を現場のスタッフ1人1人が持つことで、企業の体制はトップや幹部の体制という問題ではなくなるとうことを忘れずに仕事をしていかなければならないと思います。
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