あるサービスを利用する際、判断に迷い不安なとき、人は同じような立場の他人と比較して自分自身の評価を行うという傾向を持ちます。
これはL.フェスティンにより社会的比較論と呼ばれている理論です。
人は比較して似たような判断を選んで安心したり、自分の所属している集団に合わせたりするわけです。
例えば、学生時代に、テストの成績など、友達やクラスメイトの点数を気になったことはないでしょうか?
普段は言葉を交わさない友達ともテストのあとは積極的に話をし、点数を知りたがったりするものです。
友達や周囲の人の点数が自分と同じだったら70点でも、安心するし、他の人がもっと高い点数ならば
不安を覚えるでしょう。他人の評価と自分の評価を比較することで、「安心感」を得ているといえます。
サービスでも同じことです。よく、ウェブサイトなどでも、体験談や著名な人の推薦文などが掲載されていることを
目にすることも多いでしょう。 これはあるサービスを利用する際、明確な基準がない場合に他の人の選んだ選択肢を
自分も選んで安心したいという心理をついたマーケティングです。 この体験談は、自分に近ければ近いほうが効果的です。
一昔前はこの手の手法は、有名人などの推薦、体験談などを掲載することが多かったのですが、しかし最近はSNSなどを用いて、より身近な人を使ってのマーケティングが容易に出来るようになってきました。
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