街中を歩いていると落ち葉を掃く清掃の方を良く見かけます。
そのほとんどが楓です
カナダは国旗にもデザインされている程、楓で有名です
というわけで、今回はメープル(楓)についてお話し致します。
紅葉がより美しくなる条件には下記の三つが主に大事なのだそうです
「夜間の急激な冷え込み」「大気の乾燥による地中水分の減少」「直射日光の強弱」
カナダの中でこの条件に最も当てはまるエリアがオンタリオ州とケベック州の境全長800km、
通称メープル街道と呼ばれるエリアです。
このエリアの紅葉がカナダ内では最も有名で、ピークは9 月最終週から10月の第2週あたりです。
紅葉前線はメープル街道の中で最も標高の高いモン・トランブランから始まり、ついで緯度の高い順にケベックシティ、モントリオール、オタワ、トロント、ナイアガラというように順に進みます。
どの街もそれぞれ特色があり、同じカナダなのに西のブリティッシュコロンビア近辺とはまた違った雰囲気で見所満載なので是非訪れて頂きたいですね。
ちなみにこのルート上は開拓時代に英仏が覇権を競いあった場所で、カナダの歴史を語る上で欠かせない地域であり、ケベックシティを始めとした史跡が数多くあるため、別名「ヘリテージ(史跡)街道」という名前でも呼ばれます。紅葉だけではなく、歴史という別な側面からも旅を楽しめるそうですよ!
さて、メープルと言えばメープルシロップですが、
メープルシロップは楓の樹液を煮詰めた 添加物など一切含まれていない、自然の甘味料です。
実はメープルシロップはとても希少性が高く、
世界のメープルシロップの80%がケベック州で製造されるのですが、
収穫時期はたった2週間前後、1本の楓の木から採れる量は限られており、
40リットルの樹液から1リットルしか作れないのだそう。
まさにカナダの特産物というわけです。
ちなみにメープルシロップの色は収穫の時期(たった2週間の間)によって変わるそうです。
オンタリオ州北部、ケベック州の冬は氷点下を下回る日々が続くのですが、
雪の上にメープルシロップを垂らしてそれをスティックに巻きつけて食べるメープルタフィーも寒いエリアならではのメープルシロップの楽しみ方です。
2月頃にオンタリオ北部、そしてケベック州を訪れる予定のある方は是非探してみて下さいね!
それでは今日はこの辺で
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