
Canといえば、
I can speak French and Japanese.
で使われるように
「~できる(能力がある)」という意味が有名ですね。
では、下の文ではどのように使われているでしょうか?
Anybody can make a mistake.
誰もがミスをすることができる(能力がある)。 でしょうか?
ミスをするのに、能力は必要ないということを考えるとちょっと変な文ですよね。
実はここでのcanは「能力がある」ではなくて、「可能性がある」ことを表します。
なので
Anybody can make a mistake.の意味は
誰もがミスをする可能性がある。
という意味になります。
ではこの文はどうでしょうか?
Everyone can tell a lie.
そうです!
みんな嘘をつく可能性がある。(悲しいですが。。)
そして
否定のcan notは「可能性がない(ありえない)」という意味になります。
It cannot be true.
それが本当なわけない。
また
疑問文のCan~? は可能性を問う表現で、「~の可能性ある?(~なんてありえる?)」という意味になります。
Can this story be true?
この話が本当なんてありうる?
Canは「能力」「可能性」のほか、前回取り上げた「許可(~してよい)」という意味があるので、文脈からどの意味で使われているのか理解する必要があります。
Did you get it?
Good luck!