今週のテーマは、『やらなければならない時がある』というお話です(・◇・)ゞ
私は早くもカナダに来て1年半を過ごし、その中でたくさんの出会いと別れを経験してきました。
他の国の友達は語学学校で知り合った子がほとんどだったので、彼らはすっかり国に帰ってしまい、
比較的長く滞在できる数少ない日本人の友達(親友と呼べる人達)もとうとう最近みんな帰国してしまいました(p_q*)
最初からわかっていたことですが、カナダに長く滞在できるということは、自分が周りを見送らなければならないということです。昔、私がカナダに行くと決めた時、「去る方よりも、残される方がもっと寂しいもんだ。」と恩師が言っていた意味が本当に最近になって痛いほどにわかります
もちろんカナダにやってきた当初も、誰一人として知らない世界に飛び込んだわけなので、
0からの自分の居場所作りというのは、苦手な方でもないとは思うのですが、やはり最近は国籍問わず
やがて帰ってしまう人達よりも、カナダで暮らす人達と一緒にいる時間が増え、
常に“自分の居場所を作らなければいけない”という焦りがあります。
この国で頑張ろうと決めた以上は、カナダの習慣や環境に適応しなければならないという
変な「must」のプレッシャーを必要以上に自分に課してしまっているのかもしれません。
(これは私の悪い癖です。・・・・wantよりもmustで物事を判断してしまいやすいところ)
プライベートにおいては、いかに「want」、自分がしたいことを伸び伸びできるかについて、余裕をもって考えられる自分でいたいなーといつも思います。
しかしながら、仕事においては「want」ももちろん大切ですが、それだけでは成り立たないというのも現実問題あります。「やらなければならない時」「やらなければならないこと」というのが必ずあるのです。
以前のブログで責任の話を書きましたが、仕事というのはお金をもらって動いていることなので、
自分のお給料分以上の働きができていないのであれば、それは給料泥棒と言われても仕方がないことです。
日本で働いていた時も、この時期が一番辛かったです。結果が出せていないのに、お給料をもらうということが
もう苦しすぎました。「あー、今月のお給料は私以外の誰かが頑張って稼いでくれたお金で支払われているんだな・・・・」と思うんです。
自分の給料の3倍稼いで一人前と言われますが、最低限の責任を果たす為にも必ず「やらなければならない時」というのはあります。
もちろんポジションによっては、コミットメントの内容が数字ではない場合もあります。
ただ、誰しも自分がやらなければならない時というのは、自分で気付けるはずです。
その時に逃げるのか、それともやりきるのかで、人の成長というのは大きく変わるのではないでしょうか。
冒頭に話をした友人達の話に戻りますが、彼らはそれぞれ何をしているかというと、母親になる子もいれば、
再就職して汗水流して働いている子もいます。またカナダに戻って来たいからという想いで、帰国後もSkypeで英語の勉強を頑張っている子もいます。大学に復学して、夢に向かって勉強に励む子もいます。
みんな本当はカナダに残りたいという気持ちがあったと思うけれど、それぞれの場所で自分のやらなければ
ならないことから逃げないで頑張っています。
確かに寂しいと思うことは、正直すごく多いですが、でもそういう仲間がいると思うからこそ、
私自身もここで自分のやるべきこと、やらなければならないことを頑張ろうと思えます。
ほとんどの場合、「must」と位置付けられることについては、100%自分が好きなことだったり、楽しめることだったり、やりたいことじゃない場合に使うことが多いと思います。
でもだからこそ、「must」の多い環境というのは成長ポイント・成長タイミングでもあると捉えることができるのではないでしょうか。
もちろん、それを「やらなければならない」から、「やりたい」に変えることができたらもっと素敵だと思うけど☆
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