カナダの働きマン！その53

今回のブログテーマは、『パートナーさんを大事にする』について。

これを書いている今は、カナダの３連休真っ只中
Canada・Dayを前日に控えて充実したお休みを頂いております。感謝(＊ﾟ∀ﾟ)
・・・・と言っても私達がこうしてお休みを頂いている間も、働いてくれている人達がいるからこそ
世の中はまわっているわけで、私達の仕事においてもパートナーさん達が動いてくれているお蔭で
安心して“週明け”を迎えられるのだなぁということを思い返しました。

先日のお話。
私の担当していた生徒さんがカナダに留学してきました。日本にいる間のやりとりで、ビザの件や滞在先の件
含めいろいろとうまく事が運ばず、おそらく不安と不満を抱えたままの渡航になってしまっているだろうなーと、
非常に自分自身の仕事に納得いかない状態でお迎えすることになりました。
実際、生徒さんとも出発直前まで細かく連絡を取り合いながら、スムーズに入国できるようにやりとりを行っていました。
そして、無事に到着。私から状況を確認しようとしたところ、生徒さんの方から１通メールが届いていました。
“何かトラブルがあったのかな・・・”ドキドキしながらメールを開くと、そこには「無事に入国できたのもいろいろとサポートして頂いたお蔭です」というとても丁寧な御礼文が並んでいました。
さらに続けて、私の会社のパートナーさんの対応についても「非常に誠意が感じられて素晴らしかった。」ということが書いていました。

この時の私の気持ちはと言うと、事前に満足して頂ける対応ができていなかったんじゃないかと思っていた方からそうした御礼を頂けたことへの嬉しさももちろんありましたが、それより先にこう思ったのです。
「あー、これはパートナーさんに助けられたな。」と。

私の対応だけではきっと満足をして頂ける仕事はできなかったはずです。ところが、最後にパートナーさんがとても素晴らしい仕事をしてくれたからこそ、生徒さんに満足をして頂き、感謝してもらえるという結果が作れたのだと思います。

私はもう嬉しすぎたので、すぐにそのパートナーさんへ「お客様の声」の共有をし、ありがとうございましたと御礼を言わせてもらいました。

私達は日々いろいろな人達と関わりながら仕事をしています。
対取引先、対お客様への対応はもちろん非常に重要です。しかし、仕事の成果を生み出す上で、一緒に仕事をしてくれているパートナーさん（業者さん）の存在というのはとても大きく、これまた非常に重要です。
例えば私の仕事で言うならば、学校のカウンセラーさん、ホームステイファミリー、提携企業、こうした方々の協力があるからこそ良い仕事ができる環境があることを絶対に忘れていけないのです。

よく日本でも業者を下に見るとか、どっちが上で偉いとか、そういう現実というのはまだまだ残っているかと思います。ですが、それによって果たして本当により良い成果が生まれるのかということを考えなければいけないのではないでしょうか。

今回の一件でも、もしも私達が日々の仕事の中で、パートナーさんへ上記のような振る舞いによってお付き合いをしていたならば、これほどまでに生徒さんから感謝されるまでの仕事ぶりをしてくれていただろうか。
私が逆の立場であれば助けてあげようと到底思いにくいと思います。
だからこそ、一緒に仕事をしているパートナーさんをお客さん同様に、時にはお客さん以上に大切にしなければならないのだと思います。

これはとっても重要で基本のこと。
仕事だけでなく、プライベートで考えてみても、友達や家族だってそうです。
すべての自分の振る舞いや対応は、必ず自分に返ってきます。
目先の利益や、一見重要性の高いと思われる人ばかりに目を奪われると、人間いつのまにか自分の周りで助けてくれている人達への感謝や敬いを忘れがちです。
本来はそういう人達を大事にするからこそ、そこからのサポートがあり、より良い成果を作りだせるということを
常に理解しておく必要があります。

自分の周りにいる人達に感謝して、大事にする。人間としての基本が、仕事への成果にも大きく繋がるのだと思います。

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