今回のテーマは『責任は取れない。だから果たす!』。
ある雑誌の記事で『最近は責任感のない若者が増えている。また、責任を負いたくないから出世もしたくないという気概のないやつが多い』という批評を目にしました。
なんとまぁ、これは悔しかったー・・・ということで今回のお話です。
仕事において責任感があるかないかはとても重要な項目のひとつです。
よくあるのが「どうやって責任を取るのか?」「この責任は誰が取るのか?」そういうやりとりを
目にする機会がありますが、そもそも責任なんてものは誰も取れないものではないでしょうか。
社会においても、政治家が不祥事の責任を取って辞任したり、上司が部下の責任を取って
処罰を受けたり、それが起ってしまった事象に対しての責任の取り方だとは思えないし、
果たしてそれで本当に解決するのかというとそうではないことがほとんどだと思います。
結局は、何か名目をつけておかないと格好がつかないから・・・ということで「責任を取る」という
言葉が使われているように思えてなりません。
私は責任は取るものではなく、果たすものだと教わってきました。
誰にも責任を取ることはできないから、だからこそ果たす、つまり任されたことをやりきらなければ
ならないということです。
これは簡単なようで非常に難しいことだと思います。
つまり最初から「できなかった」という結果は存在し得ないということになるわけなので、
相当な精神力と行動力(=達成力)が必要とされます。
だからこそ、中途半端に安請負はできません。一度任されたり、やると言ったからには、絶対にやりきらなければならないからです。
そして、「取る」から「果たす」という動詞に変えたとたん、その主語は1人称、つまり「私」になり
他の誰でもなく自分自身がやりきらなければならない状況に変わります。
口だけは立派で行動が伴わない、これは気を抜くとすぐに自分自身が陥る可能性がある負の行動パターンです。
毎度のことながら今回も私自身への戒めとして、自分の仕事も、人生も、すべては誰でもなく自分自身が決めている。そしてその結果がどうあれ責任は誰も取れない。だからこそ果たせ!
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