同じ内容を伝えるのでも、言い方によって印象は大きく異なる。
ここでは、感じの良い話し方のコツを3つ説明する。
●マイナス面を先に、プラスを後に
同じ内容でも、最後にプラス面を持ってきたほうが印象が良くなることが多い。
日本語では最後に結論を持ってくること、単純に一番最後に聞いた内容のほうが
記憶に残りやすいためである。
例)
・このレッスンの内容は向上しましたが、価格も値上げしました。
・このレッスンの価格は上がりましたが、内容は向上しました。
●命令ではなく依頼する。
相手にお願いをするという形をとると、受け入れられやすくなる。
お客様に何かをしてほしいときなどは必ずこの表現を使いたい。
・○○をしてください→○○をして頂けますか
・○○はおやめください→○○はご遠慮願えますか
・○○に来てください→○○に来ていただけますか
●否定せずに肯定表現を使う。
まったく同じことでも、表現を変えて肯定的な表現を使うことで、相手に
悪い印象をも立てることが少なくなる。
・○○はいません→○○は席をはずしております。
・○○はありません→あいにく○○は切らしております。××に入荷予定です。
・○○はできません→○○ならできそうです。
いずれも普段無意識に使っている表現もあると思うが、意識して使うことで、
相手に良い印象を持ってもらうことが出来るだろう。
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