今回のテーマは、『初心にかえって襟を正す』
今年もあっという間にいよいよ4月。
多くの人が心機一転の季節で、日本の企業でもフレッシュマンの引き締まった姿が見受けられる時期です。
こちらカナダはと言うと、日本企業のように所謂「新卒採用」みたいな概念がないので、
4月になると会社に新入社員がどっと入社してくるという風景はほとんど見られないのですが。
さて、私もカナダで働き始めて1年。
留学してから無職だった期間は約3ヶ月ほど(語学学校にて勉強期間)しかなかったので、
社会人になってからで考えると、約8年の仕事人生を経てきているわけで、なんだかあっという間で
あまり実感はないのですが、今思うと本当に自分の29年間の人生のうち、やっぱり今から遡っての
8年間が一番苦労あり、涙あり、でもすごくすごく貴重な時間であると感じます。
カナダに来てからいったんキャリアチェンジをして、これまでやってきた仕事とはまた違う世界に飛び込んだ
わけですが、そんな私にも後輩がようやくできました。
(・・・と言ってもまだまだ私もこの業界2年目のひよっこです。)
これまで以上に、下のメンバーが増えたことで、本当に身が引きしまる思いで、しっかり背中を見せて
いくぞ!と意気込んでいる毎日です。
思えば、私が新人時代に先輩や上司から教えてもらってきたことというのは数えきれないほどあり、計り知れないほどの価値があるものだったので(それは仕事の業務面だけでなく、人間としての生き方然り)、
やっぱり自分も同じようにいろんなことを伝えてあげていければなーと思います。
実は私が初めて社会人になった時は、その会社の新卒第一期生でありました。
だから、当時はパソコンも新人同期4人でかわりばんこに使って、携帯電話の支給なんてなかったし、
先輩方はいましたが、良くある企業の「新人研修」と呼べるような立派なシステムだってありませんでした。
見よう見真似で必死で仕事を覚え、もう辛いとか苦しいとか感じる暇なくただただ『やってやるんだ!』という
意気込みと、『何があってもついていく!』という決意があの頃の自分の支えだったと思います。
もちろん、同期の存在も本当に大きかったです。
今の後輩を見ているとその当時の自分のことを思い出します。
もちろん、時代も(なんていうと古臭いけど笑)、環境も、無論国も違うわけなので、自分の時に重ね合わせて
あーだこーだなんて言う気はまったくありませんが、ただやっぱりあの頃の気持ちや頑張りがあったからこその
今だと本当に思っているので、かわいい後輩ちゃんにもそんな風に思ってもらえるような、環境やアドバイスを
してあげれたらなーとは思います。
その一方で、やはり自分にもっと厳しくならなければいけません。
よく、部下は上司が思う以上に背中を見ているという言葉がありますが、
全くその通り。
自分が言うからには、自分もできていなければいけないと思うし(時と場合によっては、自分ができていなくても
言わなければならない時がある・・・それが上司やリーダーの苦労でもあるとも言いますが)、
以前のブログでも書いた通り、山本五十六のように、自分がやってみせて導いてあげられうようなかっこいい
先輩になりたいと思うので、今年は昨年以上に仕事においては自分も襟を正す思いです。
また、仕事は慣れた頃にこそミスを起こしやすいものなので(最近も反省することが多々ありました('A`|||))
今だからこそしっかり気を引き締めなければならない時です。
特に春になって気分も浮かれ気味!?になりやすい時なので、恩師に教えて頂いた、
「良い時こそ悲観的に、厳しい時こそ楽観的に」を胸に
これから迎える繁忙期に挑みたいと思います!
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