東京インターハイスクールでは、昨年10月からブラジルポルトガル語のクラスがスタート
3月6日(水)、クラス受講生たちと一緒にブラジル大使館を訪問し、約1時間、ブラジルに関する講義を受講してきました
ブラジルの地理、経済、文化、人々の暮らしぶりなどなど、外交官の方からブラジルという国の概要について、詳しく説明していただきました。講義後の質疑応答タイムでは、参加生徒からの様々な質問が出たのですが、その中でひと際印象に残ったのはSさんが投げかけてくれた質問でした。
「様々な人種や文化が存在しながら、ブラジルはどうして成り立っているのか?」
という質問に対し、日系ブラジル人の女性外交官からの答えは、
「ブラジルは多様性の国。私のような日系ブラジル人もいます。人種や文化の多様性があるからこそ、私たちブラジル人は自分とは違う他を自然に受け入れ、認め合って暮らしています。それがあたりまえの国なのです」
というものでした。
「他を受け入れ、認め合う」
世界が平和であるために…。「他を受け入れ、認め合う」ことは、真の国際人として求められる最も重要な要素のひとつです。今回の訪問を通して、参加生徒たち一人一人、何かを学び取ってくれていたら大変うれしく思います。
2020年オリンピック招致活動が進む東京に、先日、IOC評価委員が視察に訪れました。2016年のオリンピック大会はブラジルのリオデジャネイロ市で開催されます。ブラジルの多様性から生まれたブラジル人らしいこの“心意気”のこもった開催地のバトンを、2020年、東京が受け取ることができたら…と願う今日この頃です
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