• 海外赴任時の車の売却はJCM

お気に入り一覧 お気に入り登録 お気に入り解除

カナダの働きマン!その31

今週のテーマは、『自分のPMについて考えること』

PM=ポジション・ミッション
今日のお話は、私の好きなF1を例に進めていきましょう。

私は大学生の頃にF1にはまり、オンシーズンになると週末は夜更かししてF1をよく見ていたものです
当時は日本人ドライバーで言うと、佐藤琢磨の全盛期だったと思います。
どうもチームプレー系のものが好きなようで(前回のオーシャンズ11のお話でもおわかりの通り)、
どこがおもしろいかって、レースの勝敗以上にマシーンがピットインして見事なチームワークで
メンバーがあっという間にタイヤ交換とかしちゃうところに毎回「かっこいい~」とか
思ってました。
あれはただ早ければ良いってわけじゃなくて、ピットアウトするタイミングも重要なんです・・・
なんてオタクっぽい話になってくるのでそこは置いておいて。

琢磨はもちろんなのですが、その時天下統一していたのがフェラーリのミハエル・シューマッハだった
わけですが、私はそのチームメイトだった、ルーベンス・バリチェロというドライバーが大好きでした。

バリチェロはブラジル人ドライバーとして初のフェラーリのドライバーで、彼自身も有能なドライバーでしたが、
徹底してフェラーリのセカンドドライバーとして務めて、シューマッハに優勝台に立たせるようにお膳立てしてきました。もちろん、それをフェラーリの飼い犬だとか、シューマッハに頭が上がらないとか、いろいろと言う人も
いましたが、それでもシューマッハを優勝台に立たせる為に、他のドライバーの行く手を遮って、常に彼を
自分の先に走らせていました。
あれだけの華々しい人気を得たシューマッハの陰には、バリチェロの存在があったわけです

当時は私も若干20歳だったので「何でバリチェロはいつもシューマッハに先を譲るのだろう・・・」と
思っていましたが、今思うと、彼はその当時の自分のポジション・ミッションを明確にわかっていたのだと思います。 つまり彼にとって自分が勝つこと以上に、チームとして勝つことが重要だった、そして優勝台に上がる役目は自分ではないということを。
その後は彼もいろいろとあり、フェラーリから別のチームへ移籍してしまったのですが、
私はフェラーリのセカンドドライバーを務めていた時の彼が一番好きでした
これには賛否両論あると思いますが、少なくとも私はそう思いました( ´_ゝ`)

これをビジネスの場の組織に置き換えてみると、どんな企業も組織として成り立つ限り、
社長・管理職・現場というポジションがありそれぞれの役割(ミッション)があります。
現場は社長と同じ仕事はできないし、管理職がいつまでも現場の仕事をしていてもだめ。
それぞれのポジションに求められるミッションを全うできて初めて「仕事をしている」と言えます。

もちろん、現場の人間が一歩上の管理職の観点で物事を考えたり、管理職の人間が一歩上の
社長の視点からの経営について考えたりすることは必要です。それ自体はとても重要だと思います。
でも、それは自分のポジション・ミッションを全うできてからの話です。

結局は強い組織というのは、全員のベクトルが一致していて、方法や手段はともかく、同じ方向に向かい、
同じ目標を共有していることが重要なわけで(`・д・´)
シューマッハとバリチェロ率いるフェラーリの目標は、全員が一致して、「グランプリで優勝すること」
その為に、自分はどのようなポジションで、どのようなミッションを全うする必要があるのか・・・・
それをちゃんとわかっていたからこそ、バリチェロはどんなにF1ファン達に非難をを浴びても
徹底したセカンドドライバーをやりきったのじゃないかなーと思うのです。

私の働いている会社はまだまだ組織と呼べるほど大きな会社でもないし、これから組織化していくことを
目指す段階であるわけですが、単純にやりたい仕事かそうじゃないかとかだけで判断したり、
自分が会社から求められていることは何かを考えることなく、ただなんとなく働くだけでは、
『自分のPMを全うしている』とは言えないし、結局のところ現状維持はできてもそこから先の発展はないなーと
思います。

・・・・っとまぁ、何でもかんでもビジネスに置き換えて考えてしまう癖があるのでどうかと思いますが、
人生においてもそんなもんじゃないでしょうか。
少なからず実は意識せずとも、みんなそういうものを背負って生きてると思います。
母親としてのPM、父親としてのPM、彼氏、彼女としてのPMとかね。

こういうことちゃんと部下に教えてあげられる上司になりたいなー。
あわよくば、子供ちゃんにちゃんと話をしてあげられる父・・・じゃなくて母を目指そう!

無料留学手続き、現地サポートのカナダジャーナル~無料留学相談はこちらから
Makikoの英会話レッスンバックナンバーはこちらから
※ランキングに参加しています!記事が気に入ったらクリックをお願いします!※


にほんブログ村 英語ブログ 語学留学へ
バンクーバー生活情報






続きを読む

ブログ紹介

カナダジャーナル 留学情報

http://blog.livedoor.jp/canadajournal/

カナダジャーナル留学カウンセラー、英語チューターが、バンクーバーオフィスから最新カナダ情報を発信

このブログの最新記事

これで漏れ無し!海外赴任前の準備方法

チャートとチェックリストを使って、
海外赴任前の準備項目を確認しながら情報を収集して準備に備えましょう!

海外赴任準備チェックリストを確認する

書籍版のご案内

海外赴任ガイド 到着から帰国まで

書籍版「海外赴任ガイド」は各種ノウハウや一目で分かりやすい「海外赴任準備チャート」などをコンパクトな一冊にまとめております。海外赴任への不安解消に繋がる道しるべとしてご活用ください。

書籍版の詳細

プログライターの方

海外赴任ブログを登録する

あなたのブログを登録してみましょう!

プログライターの方

海外赴任ガイドのSNS

Twitter アカウントをみる

たいせつにしますプライバシー 10520045