カナダの働きマン！その30

「ぶれない仕事の理想形」

私には、昔から変わらない、ぶれない、仕事に対しての理想形があります。

私と仕事を一緒にしていた人にはよく話をしていたので、すでに知ってる人もいると思いますが、
私の仕事における理想の形は、映画「Oseans11」に集約されています。
このシリーズの映画がFavoriteなのはこれが理由でもあります。
ジョージ・クルーニーやブラッド・ピッド、マッド・デイモン、そしてジュリア・ロバーツなどの大物俳優がそろって、ラスベガスを舞台にカジノの金庫破りをするというアクション映画。

ストーリーは～
ビックな強盗計画の立案者兼リーダーを務める、ダニエル・オーシャンと10人の仲間達が、それぞれの得意分野での力を発揮して、絶対に不可能だと言われているベラッジオのカジノ強盗を企てるというお話。
何がすごいかというと、このドリームチームのメンバー、１人1人の能力の高さと、誰一人としてかけたら絶対に成功しない強盗計画を、やり遂げてしまうところです。
天才詐欺師、黄金の指を持つスリ、電気・通信の専門家、爆発物の発明家、強盗団のスポンサーとなる資産家、中国雑技団の曲芸師・・・・・・1人でもいなければ絶対に無理な仕事を全員でリーダーの支持のもと完璧にやりとげるところが最高にかっこいいって思います。

そして本題はここから、
それだけじゃなくて、この映画の中では私たちの実際の仕事で結果を出す為の重要なポイントも描かれています。

１・有能な人財の集結（11人それぞれがスキルが高い、その道のプロである）=現場
２・絶対的に信頼されているトップの存在（ジョージ・クルーニー）=社長
３・トップの右腕、メンバーの司令塔的存在（ブラッド・ピッド）=管理職・リーダー
４・本番を想定しての、緻密な準備（映画では金庫とそっくりのセットを作り何度もリハを行う）
５・危機管理の予測と徹底（もしだめだったらこうする、それがだめだったら次にこうする・・・常に次の手が用意されている）
６・チームの団結力、一丸力（全員が全員のポジション・ミッションを把握し全うする）

これはもう、私達が実際に大きな仕事を成し遂げようとする場合に重要なことすべてだと思いませんか！？

この映画を初めて見た時に、衝撃を受けましたね！これだよ！これっ！！！みたいな（笑）
まさに、私が理想とするものそのものでした。
そして、私もこの11人のドリームチームのメンバーの１人でいられるような仕事がしたいってずっと思ってきました。
私ひとりじゃ成功しない、でも私ひとりが抜けても成功しない・・・・そんな仕事がしたいって。

まぁ、作者はそこまで考えて作ってるかどうか、または全然意図は違うとこにあるのかもしれませんが、少なくとも私は私なりの解釈でこの映画を受け入れて、勝手に納得して、感動して、悟ってしまったというわけです（^_^;）>

でも、いつも仕事に対してモチベーションが上がらなかったり、凹んだりした時はこの映画を観るようにしています。

ちなみにこのシリーズはやっぱり11が一番面白いです。12、13も良いんだけどね～。

直接こんな風にプロジェクトチームを作って動く・・・ってことが今の仕事ではなかなかないのが残念ですが（前職はまさにこんな感じでプロジェクトチーム作って動くような仕事だったので）、それではもの仕事における理想形は今もぶれることなく、
いつもこういう仕事ができる自分でいようと心掛けています。

映画の中で、普段は全メンバー世界中の各地で自分の仕事をやってるわけですが、オーシャンからお声がかかると
すぐに集まってチームになるっていう・・・・私もいつ召集されても自分のポジション・ミッションを全うして、全員で目標を
コミットできるような「人財」でいたいです。

その為には、やっぱりさぼってちゃいけない。日々の努力が絶対だなーと思うのでした。

（でも映画の中ではドリームチームの敵役のアンディ・ガルシアが好きだったりする笑）

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