冬至まであと一週間。
夏の日照時間が長く、冬はその逆に夜が長くなるカナダでは
冬至がもつ意味は大きい。
冬至を過ぎると夜が少しずつ短くなるので、
冬至を迎えると、
「あ~、これからは暗い時間が短くなっていくな!」って気分的に楽になるので、
みんなが冬至を心待ちにしているのだ。
でも、冬至とは冬が始まる日でもあり、
実際にはこの頃から本格的な冬を迎えるわけで、
これからは大雪や吹雪のニュースが多くなる。
バンクーバーのような西海岸エリアは気候が温暖なので、
大雪も吹雪もいつもはなく、他のカナダの地区にくらべて格段に暖かい。
だから、楽といえば楽なのだが、
カナダらしい気候の場所に慣れてしまうと、
夏は夏らしく暑く、冬は冬らしく寒いところも、決して悪くない。
夏になると冬のことを忘れてしまって懐かしくなり、
冬になると夏がとても恋しくなるのだ。
ところで、日本では冬至にはカボチャを食べる習慣があるけど、
カナダにはこうした習慣はまったくない。
冬至はカナダ人にとって意味が大きい日なのだから、
なにかそれを祝う習慣があっていいような気がする。
赤丸天
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