「のぼうの城」(映画)
豊臣軍にケンカを売った、でくのぼうがいた。
豊臣秀吉が最後の敵、北条勢を倒すため、石田三成に現埼玉県にある小さな城を二万人の軍を率いて制圧するよう命じたが、この城の城主成田長親(野村萬斎)の「でくのぼうか天才か?」と言わしめるような突飛かつ奇想天外なアイディアに石田三成もたじたじ、、、というストーリー。
実話に基づき小説が書かれ、それを映画化したものですが、なんとも人間味溢れる作品になっています。
歴史ファンはもちろんのこと、歴史ファンでなくても十分楽しめる映画でした。
公式HPを覗くと、そこにはこの映画にまつわる史跡をめぐるバスツアーまで用意されていることに驚きましたが、
もし小説を読み、
映画を観て、
史跡を訪れ、
さらに独自に事実関係、前後関係、歴史背景を調べることができたなら、
これは当校の生徒にとってはすぐに取り組むことができる至れり尽せりの教材です。
歴史を通り一遍広く浅く学習し、全体の「流れ」を掴むことはもちろん大事。
でも、例えばこの「のぼうの城」を観て、この時代に興味を持ち、小説を読み、史跡探訪して、さらにこの時代を調べて学ぶことで、一つの時代を深く深く学び心に刻むことも素晴らしい学習ですね。
「興味」という切り口はどこでも良い。
そこから深く掘り下げて興味を広げていくことで、自ずとその教科の「基礎」部分に到達する。
そんな、ボトムアップ的な学習も理想的学びの一つだと思います。
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