今日のテーマは『キャパシティの広げ方』について。
キャパがいっぱいになると、人は簡単なミスをしてしまったり、テンパったり、機械で言うと
容量オーバーでヒートなんてことになってしまうわけですが、
そんな状況に陥ったことがあるからこそ、キャパは広がっていくもんだと私は思っています。
もちろん一番の理想は、キャパも広いけれど、その分必ず少しの余裕スペースを保っておいて
何か緊急を要する案件が生じた時にそのスペースで埋められる準備をしておける人だと思います。
とは言え、ここまで到達するにはやっぱりなかなか簡単ではないわけで・・・・( -д-)ノ
私は大学生の頃のアルバイトで接客業をしていました
みなさんご存じミスターナツで、結構な忙しいショップで働いていたのですが、
その時の先輩に言われた一言が印象的でした~。
夏祭りの夜、花火が終わって冷たいシェイクやアイスコーヒーとドーナツを求めて、お客さんが大行列だった時、
その日のバイトは先輩と私だけっ(゚ロ゚;)エェッ!?
店長、完全シフトミスってますよね?と思いながらも、とにかくそのお客さん達をさばくことに必死で、これまでに
体験したことのない忙しさと長時間並んでいるお客さんからの威圧感に耐えました。
まだ当時は20歳の大学生でしたから、私もこんなに仕事をするってのは大変なのかとつくづく感じました。
お店がようやく一段落した時に、私は先輩に「もう疲れましたー。ありえない忙しさでしたよね。完全にキャパオ-バーでしたよ~」と愚痴をこぼした時に言われました。
「でも、これだけ大変な日を乗り切れたんだから、もう次はこれ以上大変なことはないって思えるんじゃない?」
私はそれ以後ずーっとこの言葉を覚えています!
それはもちろん大学生時代の1日のアルバイトでの出来事に過ぎなかったかもしれないけど、その後も社会人になって、本当にいろんな苦労がありました。
だけど、その度にその言葉を思い出しては、自分に言い聞かせて、後輩にアドバイスして、「これだけできたんだから、次やる時はもっと楽だよ」と
つまり、何が言いたいかと言うと、キャパを広げるには、キャパ超えする経験を積んでいくしかないわけで、
その度に自分の容量の外側の輪は、少しずつ少しずつ広がっていくものだと思います。
だから、初めから「いっぱいいっぱいになりたくないから」とか、「やること多すぎて無理~」ってなってたら、結局はいつまでたっても、あなたの容量はそのままで、そこまでしかできない自分で終わるということ。
子供の頃、コマなし自転車に乗れるようになるために、何度も転んで痛い思いをして、乗れるようになった時と同じなんじゃないでしょうか。
元同僚にも口癖のように、「俺はキャパだけでここまできた男や!」などと豪語していた強者を知っていますが(笑)、それだけの経験と苦労を積み上げてきた人だから言える言葉だなーなんて、ひそかに『この人すげーや!』って尊敬してましたしね
今、私も日々キャパを広げる修行中です。それは決して時間でカバーしてやるというだけではなくて。
ちゃんと危機管理分の余裕スペースを持てるようになるために、仕事も、それからプライベートも、キャパを広げていきたいなーと思います。
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