我社の講師陣に、ロンドンから移住して来たばかりのエイミーが加わった。
元気な声で話す明るい女性(ヒト)で、
カナダに住むのが長年の夢だったそうだ。
エイミーが話すのは、強いイギリスなまりの英語で、
彼女と話していると、まるで、コロネーションストリート(マンチェスター近郊を舞台にしたTV番組)
に登場する人と会話しているような気になってしまう。
癖がないカナダ人のアクセントに慣れている我々には、
イギリスなまりの英語は分かりにくいのだけど、
何せ、英語はイギリスで生まれた言葉なのだから、
本家として「尊重」しなければならない気持ちにさせられる。
ところで、「なまりがないアクセント」が好まれるのはわかるけど、
自分は、なまりのある英語が好きだ。
例えば、アメリカ南部の英語、アメリカの黒人特有の英語、
オーストラリア人の英語、アフリカ人が話す英語などなど。
もちろん、英国なまりも耳にとても心地がいい。
多分、その土地に行ったら、そうした英語を真似るようになって、
自分が話す英語も少しずつなまりが出てくるかもしれない。
そんなところを想像すると、愉快な気持ちになってくる。
例えば、黒人特有の英語が話せたら、
しぐさも変わり、思考パターンも変わってくるのじゃないだろうか・・・、
と、思うのは、あまりに表面的な考え方なのかな?
赤丸天
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