『給料泥棒にはなりたくないっ!』
今日のテーマは意味深ですね~(≡ω≡.)
でもこれは仕事をしていくうえでとても重要な考え方だと思っています。
日本での就労経験も合わせると、大学卒業からすでに7年仕事をしてきたことになります。
決して楽ではない道をあえて選んできたと思うので、たぶん結構大変だった。・・・って人ごとみたい
ですが、過去に後輩の男性社員に「化け物ですね」と言われたことがある経歴を持っています(笑)
そんな私が一度だけ仕事を辞めたいと思ったことがあります。
ちなみに営業職だったので毎月数字にはもちろん追われていました。
想像からすると、営業がきつい、労働時間が長いのがきつい、環境がきつい(厳しく愛情あふれるご指導を
常々頂いていたので・・・)、いろいろとあると思うでしょうが、そんなことは私にとって何でもなかったんです。
むしろ、自ら選択した居場所だったので、終電に遅れようが、こっぴどく怒られようが、数字を詰められようが
それが理由で辞めたいと思ったことは一度たりともありません。
ただ、何が辛かったかというと、「結果が出せない自分の存在意義」を考えてしまうことが何より辛くて苦しかった。
カナダの企業(外資系企業は)は、日本と異なり会社側が解雇する権利を持っています。
だから、会社に貢献できない人材は、会社側がクビにできるということです!
でも、日本の企業は「不当な理由での解雇・・・」という言葉がうまく使われ、成果が出なくても会社から直接に
クビは言い渡せない。もちろん、自分から辞めざる得ない状況に追い込まれる(言い方は悪いですが)と
いうことはありますが。
特に私は働く環境に恵まれていたので、自分が数字で結果を作れない時、周りの足をひっぱっているにも
関わらず、周囲がフォローしてくれ、上司が遅くまで一緒に目標達成までの手段を考えてくれ、そんな風に
愛情を感じる職場であればあるほど、結果が出せないことが本当に苦しかったです
私の分のお給料を別の人が稼いでくれているんだとか、自分は営業なのに内勤さんの分まで稼いでこないと
だめなのにとか、そしてやっぱり営業数字=お客様へのお役立ち度でもあるので、その数字が低ければ低いほど、今月は自分は役に立ててないとか、本当の意味で仕事をしていないと思ってしまっていました。
そんな時でも、会社は毎月みんなと同じように私にもお給料を出してくれるのです。
本当にこれがつらかったですね。基本的に超ポジティブシンキングな私ですら、「自分が1人辞めたら人件費が削減される・・・・」なんてことまで考えたりしましたよ。暗ーい('A`|||)
でも、今思うとこの考え方って結構重要だと思うのです。
仕事を頑張るのは、会社の為だったり、自分の為だったり、お客さんの為だったり、人それぞれ理由は様々だけど、やっぱり資本主義の国である以上は、せめて自分のお給料分は稼がないといけないという個人の責任があると思います。そして、会社という組織で働いている以上は、結果を作って社会に貢献し、属する会社に利益を生み出せる人材になる必要があると思うのです。
だから、職種が営業だろうが、事務だろうが、受付だろうが、接客だろうが、みんな同じ。結果の出し方は違っても(数字として表せなくても)、自分自身で、今月自分がもらってる給料分はしっかり働いたな!と自信を持って
言える社会人になっていかなければいけないんじゃないでしょーか
もらっているお給料に見合う働きぶりもできていないのに、労働時間が長いだとか、コミットがきついだとか、仕事量が多いとか、不平不満を並べてるだけなら誰でもできるから。
だから私はここカナダでも、給料泥棒にはなりたくないし、自分の分だけではなく後輩一人や二人分、養っていけるくらいの結果を出せるような仕事をしていきたいと思います。(まぁ、今はまだ私が一番下っ端ですが:P)
もうそのあとは行動あるのみですねっ(゚Д゚≡゚Д゚)!!!
これ書いてるの深夜1時ですがアドレナリンでまくりです・・・・。
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