『仕事における大義名分』
カナダは毎月1回はLong weekend(3連休)がありますが、
こういう時にいっきにたまっている本を読んだり、日ごろはなかなかマメにチェックできていない
日本の時事ニュースなんかに目を通す時間にしています
カナダにいるから日本のことがわからないって・・・なりがちなんですけど、私自身は日本から出て
カナダという国で仕事をして、文化に触れて、外から母国を見ることでいろーんな部分で
視野が広がり考え方も変化していると思ってます(*^・ェ・)ノ
それと共に、自分の国に対しての愛国心も湧いてるなーと感じる今日この頃です。
さて、今日は今日本で(というより世界的にですね。)TOPニュースにあがっている、
山中伸弥教授のIPS細胞におけるノーベル賞受賞の記事からです。
日本人初のノーベル賞と言えばっ!湯川秀樹の中間子論は誰もが知るところですが、やっぱり私は
いろんな賞を受賞する日本人がいますが、こういう科学技術の部門での日本人の受賞が最も
誇らしいなーと思う瞬間でもあります!
日本って、海外の人から見ると、技術大国だとか、職人の国だとか言われてきていて、
もちろん戦後の復興速度などを振り返っても、これが日本の一番の強みである部分なんだと確信できるわけですが、最近ではアジア勢に押され気味で、ちょっと日本の勢いがなくなってきているように見受けられます。
どうしても不況が尾をひいている感は否めないですよね。
でも、やっぱり今回の山中氏のような素晴らしい研究者が日本にはまだまだいるということが立証されると、
問題・課題は山ほどあるとは言え、日本はまだいけるなーなんて思います!
山中氏の過去の実績やコラムなんかを読んだりすると、本当に1日寝ない日が1週間に何日もあるくらい
多忙な中で研究を続けて、そこまで彼を研究に没頭させるもの、駆り立てるものって何だったのかなーと
思うのですが、やはり人は自分のやっていることにおいて大義名分を掲げることができた時に、
本当の意味で成果を創るための力を発揮できるのだと思います。
簡単に言うと、「やる意味を持てているか」というところです
私の仕事は、もちろん山中氏の研究と比べる土台がまず違うとは思いますが、だけど根底は一緒であって、
良い仕事をしたい、成果を創りだしたいと思うのであれば、じゃー何のために今自分は仕事を頑張ろうと
思っているのか。。。そこを明確に持たないといけない。
どんなことでも、必ず障害は出てくるけれど、そこに大義名分があるかないかで、その時の自分自身の決断も選択も100%変わってくると思うからです。
ただなんとなく仕事をしたり、勉強をしたり、もちろん目先の目標もあるけれど(たとえば、ご飯を食べて行く為に働く、大学に合格する為に勉強するなどなど)、そういうものの先にある「使命」みたいなものを
持ち合わせているかどうかって、どんな立場に自分がいても本当はすごく大切なのではないでしょうか・・・。
何はともあれ、山中教授、ノーベル賞受賞、本当におめでとうございます!!
※写真はUBC近くの夕日絶景ポイントより
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