カナダで高校留学しているRさんのお父さんが、
ラスベガスで行われるコンベンションに参加することになり、
Rさんはお父さんに会いにラスベガスに2日間行くことにした。
高校留学生が旅行する場合は、両親やカストディアンが旅行届けを学校に出して、
学校の許可をもらうことになっている。
そこで、Rさんも両親から旅行届けを出したのだが、
学校が旅行を許可しない、と言い出した。
その理由は、Rさんのパスポートが6ヶ月以内で切れ、
アメリカの国境で入国を拒否されるからだ、とのこと。
加えて、もしアメリカに入国できたとしても、カナダに再入国するときに、
同じ理由で入国が拒否されて日本に強制送還されるから、とも言っている。
変な話だと思って、直接アメリカとカナダの入国管理局に電話で尋ねてみたら、
案の定、「そのような規則はない」、との返事。
早速、Rさんの学校に連絡して、旅行許可を出してくれるように頼むと、
あっさり、許可を出すことを承諾した。
推測するに、学校が旅行を許可したくなかった理由は、
万が一、旅行中にRさんにトラブルがあると面倒だからだろう。
学校には、本当に生徒の身になってケアしてくれる先生もいれば、
学校側の都合だけを考えて生徒に対応する人もいる。
それにしても、今回のことはあまりにも変な話なので、
「こんなこともあるんだよ・・・」ってブログでお伝えすることにした。
赤丸天
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