昨日の夜のテレビは、大統領選挙を控え、
フロリダ州で開かれた共和党大会の中継だらけだった。
特に、クリント・イーストウッドが支援演説をする、ということで視聴率があがったようだ。
イーストウッドは、近年、
若いころの彼からは想像できないような奥深い映画を作っているので、
その演説内容を期待しながら見たのだけど、
昔に演じたタフガイのセリフのような内容だったので、ちょっとガッカリ・・・・。
ところで、アメリカの選挙演説でいつも気がつくのが、
「アメリカは世界で一番優れている」っていう言葉がしょっちゅう使われていて、
この言葉を聞くと聴衆が興奮して大拍手になることだ。
演説の主眼が、聴衆を興奮させることにおかれているようで、
具体的な政策やビジョンを聞かせてもらえないことが多い。
選挙がショー化される傾向も年々強まっているように感じる。
アメリカが世界中の人々に与える影響は莫大だ。
アメリカに影響されない人はいない・・・と言ってもいいだろう。
興奮が理性に先立つことのない選挙を願いたいけど、
それは可能だろうか・・・・・
赤丸天
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