ラクーン(アライグマ)が、
バンクーバーの住宅地で散歩していた女性を襲う事件があった。
「多分、子連れのアライグマで、コドモに危害が加えられると感じたので
逆にアタックしたのだろう」、と説明されていた。
多分この女性は子連れだったことに気がつかなかったのだろうが、
野生の動物に出会ったら、まず子連れかどうかに気を配ることが大切だ。
これは、アウトドアに慣れたカナダ人ならだれでも知ってるが、
もし子連れの動物に出会ったら、
決して、親とコドモを結ぶ直線上に入らないことが肝心!
直線上に入ると、必ず親が襲ってくる。
ところで、アライグマだが、
顔も動作もとてもかわいらしいけど、
人間を怖がらない獰猛な性質だ。
とても頭がよく、自分に危害を加えられないことを知っている場合は
かわいらしいポーズで人間の好きなようにさせているが、
こちらがアタックする様子を見せるととたんに威嚇するポーズになる。
野生の動物は、どんなに小さな動物でも、
素手で立ち向かったら決して簡単には退治できない。
例えば、リスのような小動物でも人間を襲うことがある。
素手になったら人間はホントーに弱い動物なのだ。
赤丸天
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