CJEのMakikoです
賛否の分かれるところですが、本日のお題は「文法は勉強すべきか」
英語教育専門家的には基本姿勢は「すべきである」。
「基礎=文法で骨子をつくり、そのあとに単語やチャンク等で肉付け、
そしてリスニング、スピーキング、ライティング、リーディングなどで実践応用する」
いわゆる王道勉強法。
日本で教科としての英語をならってきた経緯のある人は、
大体この順番で英語を勉強していることになります。
文法は学校段階で終えているので、
その後はスピーキングやリスニングに焦点をおく、というパターン。
中には文法はあまり勉強せずにある程度しゃべれるになりました、
という人も時々お見かけします。
小さな英語のフレーズからはじめて、少しずつ少しずつセンテンスを増やしていった、
そんな経緯で英語を習得されていらっしゃいます。
おそらくこちらのパターンの方は、英語環境に恵まれた人。
毎日毎日コミュニケーションを「しなければならない」状況に置かれるので
フレーズで(文法の細かい違いは気にせず)覚えていく。
どちらがいい?と聞かれたら。。
あなたの置かれてきた(置かれている)状況にあわせてベストを尽くしてください、
とお答えすると思います。
過去に、学校で文法をやっているかどうか。
現在は、英語環境かどうか。
それぞれの状況下でできるかぎり切磋琢磨し、
かつ一人では学習・練習が難しいものについては学校等に通うことで補っていく。
たとえば:
英語環境にはあるけれど、レベルアップが図れていない、と感じる人は新しいインプットが必要。
文法を学校時代に全く勉強しませんでした、という人は基礎的なところだけはおさえる必要。
逆に文法などの知識はとりあえずあるがしゃべる機会がない、という人はしゃべる機会が必要。
全部ない(ゼロから英語をスタートする)という人は、基礎のインプットが必要。
私や私の語学好きの友人の中で
新しい言語をやる、もしくは言語を磨く、という過程において共通してやっていること。
それは学校に通い、週に何回でもいいので、モチベーションの場を作ること。
そこで学ぶことの内容も大事ですが、習慣付けることが何より大事であるという認識。
また、しゃべれることを目指し少しずつ上達していくプロセスに楽しさを見出している、
という「学ぶことへの前向きな姿勢」というのも「うまくなる人」には欠かせないことだと思います。
Good luck
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