ベストセラーとなった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」には、高校生にも分かりやすくドラッガーの言葉が紹介されています。
小説の中に織り込まれたドラッガーの言葉は、軽快なストーリー展開と魅力的な登場人物によって、マネジメントを身近で自分の生活に応用できるように理解を助けてくれています。
東京インターハイスクールでの学習の基本は、自学自習。
好きなテーマを自主的に発展させていけると同時に自己管理力も養うことが必要です。
本の中には珠玉のドラッガーの言葉が紹介されていますが、そのひとつは、目標設定について。
「自己目標管理の最大の利点は、自らの仕事ぶりをマネジメントできるようになることにある。自己管理は強い動機づけをもたらす。適当にこなすのではなく、最善を尽くす願望を起こさせる。」
「仕事ぶり」とは、学生にとっては「学び」であると置き換えられますね。
目標を設定し、実行までを管理することで、仕事(学習)の動機づけにすることができ、最善を尽くす努力ができます。
目標管理は、学生としても、大人になって仕事の有無にかかわらずとも、人生を意味あるものにする大切な自己管理能力なのだと、改めて感じました。
もうひとつ気になったドラッガーの言葉は、
「成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。準備ができていなければ、機会は去り、他所へ行く。」
学生が「勉強する理由」をこの言葉をもとに考えると、勉強することは「準備」なのでしょう。
知識だけでなく、経験や自己管理能力などすべてが勉強であり、将来それらを生かしてチャンスをつかみ、成長へと続く糧になる日が来るはずです。
若い学生皆さんの未来が、さらに明るく輝くものになりますように!
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