最近、不登校生に対するサービスが充実してきています。例えば、家庭教師や個別指導で有名なトライも不登校生向けのサービスを始めました。現在、小中学生で約13万人の不登校生がいます。その中で適応指導教室に行っている児童・生徒が約1万人、フリースクールに行っている生徒が約3000人です。約9割の生徒がどこにも属していないということを考えると、これほど期待できる市場はないと思われます。
こうした動きを見ると、オルタナティブ教育産業は黎明期から成長期にシフトしたのではないかと思われます。大手企業が利益を求め、資本を投入し、シェアを得ようとしています。困ったのは黎明期から続けているフリースクールです。彼らからすると、強大な敵が出てきたということになります。
彼らからすると、大規模な広告を打って生徒集めをしている大手企業は「金の亡者」にしか見えないでしょう。一方で、生徒の中には大手企業のサービスに満足されている方もいます。一概に大手企業だからダメというわけでもないと言えます。
多様な学びを考える際に、教育を提供する立場の方をするべきことは、自分たちとは異なる教育サービスを提供する団体を尊重することです。学習の方法は生徒によって異なります。どちらの教育方法が優れているか、ということはなく、どちらの方法が各々の生徒に向いているかということになります。自分たちのやり方がその生徒に向いていなければ、他の教育機関を紹介するということが出来るくらいに将来なればいいのではないかと
オルカフェスタに関しては、
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(担当:川崎純)
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