クラスジャパンプロジェクトのサイトによれば、現在長期欠席者数は約20万人、そのうち不登校生は13万人とのことです。その中で、行政の適応指導教室や民間のフリースクールに通っている方は15000人にも満たない状況です。
学校に行かない人々ということで不登校生とひとくくりにすることはできますが、その一人ひとりは個性があり、学びの方法も人それぞれです。例えば、通信制高校のようなビデオ授業で全く問題ない生徒もいれば、やはり人の温もりを欲しがる生徒もいます。実際当校(東京インターハイスクール)には、普通の学校を選ばなかった生徒が入学してきますが、約半数が当校に登校して授業を受けています。しかも、授業の中で一番人気のあるクラスは、ディスカッションができるクラスです。不登校というイメージからコミュニケーションが取れないイメージがありますが、意識的にも無意識的にも彼らが話すことを求めていることがわかります。
そういう意味では、今後色々なスクールが乱立し、その中から生徒がスクールを選ぶ形になると思います。自然を楽しめる学校、大学受験を目指す学校、自由過ぎる学校と色々出てくると思いますが、生徒の好みは多種多様なので、自分に一番向いていると思われる学校に行くのが一番いいと思います。
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