先に言っておくと 英単語の話です。
片づけと英語で
あなたの暮らしをレベルアップする
バイリンガルオーガナイザーの吉川絵美子
です
現在 TOEI満点めざして勉強中です。
TOEICの問題集というより
普通に 英語のニュースばかり聞いている今日このごろ・・・。
気になるニュースが 耳に入りました。
ジェニファーローレンス主演の
「レッドスパロー」(Red Sparrow)という最近公開された映画です。
ロシアとアメリカのスパイ物語。
冷戦時代を思わせる内容が 企画当初は 「時代遅れ」と思われていたのが
映画を作っているうちに にわかに 現実味を帯びてきて 驚いたと、
監督が インタビューに答えていました。
その映画に関する 海外のニュース番組のインタビューの中で
一つ どうしても聞き取れない言葉が 出てきました。
3分ぐらいのニュースを聞いていると
もちろん だいたいの内容はわかります。
でも 一字一句 字起こししてみると
3分=約450ワード ぐらいの中で
1つぐらい 聞き取れない言葉が出てきます。
450分の1.
音も取れない、
英語にも聞こえない、
何だかわからない 言葉。
今回は 私の耳には 無理すると
「 taught driller 」 に聞こえたのですが
もちろん 文脈からは 意味不明。
こういう時は 全然 知らない言葉なんですよね。
なので 調べまくりました。
そしたら ありがたいことに 字幕を発見し
正解がわかりました。
「 taught driller 」 ではなく
「 taut thriller 」
taut = 緊張した、(神経が)張り詰めた
なのですが 問題は なぜここで thriller ?
日本人は マイケルジャクソンのおかげで
thriller =スリラー = お化け、ゾンビ
の イメージが強く 刷り込まれているのではないでしょうか?
私も すっかり thriller = MJ's thriller になってしまっていて
まさか ここでいきなり thriller という単語が出てくるとは予想していませんでした。
thriller とは スリラー、
つまり サスペンス物語、スリル満点のストーリー、という意味です。
よって taut thriller とは
「 緊迫のスリル満点 サスペンスストーリー」 という所でしょうか
確かに red sparrow に ゾンビは出てきませんが
スパイ映画ですから 暴力シーンや 騙し騙されの心理戦(サスペンス)が出てくるわけです。
だから taut thriller =スリラー映画 = サスペンス映画
日本語では スリラー映画より サスペンス映画の方が しっくりくるかもしれませんね。
カタカナ汚染、
知らず知らずのうちに 脳が感染しているので
英語を話す時は 本当に 気を付けようと思いました。
いろんな意味で インパクトありすぎな マイケルなのでした。(懐)