達人と呼ばれる人たちの学習法とは?
片づけと英語で
あなたの暮らしをレベルアップする
バイリンガルオーガナイザーの
吉川絵美子
です
現在 TOEI満点めざして勉強中です。
英語の勉強法や 上達法について知りたいというのは
英語が 出来る人も できない人も
同じぐらい 興味があるようです。
できない人は 近道を探すために やたら勉強法を知りたがる。
で、教えてもらっても やらない。
達人は 常に新しい教材や 新しい学習法を知ることに貪欲で
しかも ちゃんと自ら その学習法を試しているのが特徴です。
図書館で借りて読んでみました。
大学の先生の研究がベースになっているので
語学学習の「臨界期」は本当にあるのか?とか
語学が伸びる環境や素質があるのか?など
研究論文のまとめや調査結果が報告されています。
後半は 「達人」たちによる面談調査の結果で
達人たちへのインタビューから 効果があった英語学習法の
共通点をまとめた内容になっていて
こちらの方が 参考になるかもしれません。
達人の学習法の中から いくつかを紹介すると・・・
①内的モチベーション
通訳になりたいから、英語を仕事で使いたいから、といった
実利的な目標ありきの達人は少ない。
むしろ 達人たちは 仕事で使わなかったとしても
とにかく 「語学学習が楽しい」という
内なる動機に基づいて勉強を続けています。
勉強していて「楽しい」と思えないと
語学学習は続かないという事ですね。
②毎日&集中的な学習
達人に 「時間がないから休む」とか
「忙しいから できない」という 言い訳は ありません。
毎日 少しずつでも 英語に触れるのは当たり前。
その上で 時々集中的に 何らかの課題に取り組むのが
達人のやり方です。
また アウトプットのために涙ぐましい努力をしていて
どこでも 誰にでも話しかけたり
自分の実力では無理そうなレベルの場所にも
積極的に出ていくことで 自分を高める努力を惜しみません。
「もう少し話せるようになったら」とか
「私にはレベルが高そうだから無理」と言っている人は伸びないし、
「このぐらいで まぁ いいか」という中途半端な満足を感じているようでは
それ以上 伸びることはなく ただ後退していくだけという事のようです。
③自分と他人をうまくコントロール
語学学習なんて 飽きたり ダレたり 気がゆるむのは当たり前。
でも 達人たちは そんな時の乗り越えかたを 知っています。
自分の得手不得手を理解し
自分をうまくコントロールする。
自分だけの力に頼らず
周りの力をうまく利用して
グループ学習したり 他人に監視してもらったりして
モチベーションを維持する「環境」づくりをしています。
いずれにせよ 語学学習は
「 お金・労力・時間」 をかければ かけるほど伸びていくことは
実証されており (右肩上がりではありませんが)
何もせずに 自分ひとりで 無料教材だけで
語学力が伸びるという事はあり得ないという事だけは
疑いのない事実のようです。
当たり前のことですが
時々 あらためて 実感してみる、という作業も
必要なのでしょうね。
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